6月17日(日)に群馬栃木合同地方会が行われました。
普段は群馬県だけで地方会をやっていますが、2年に1度、栃木と合同で地方会を行っています。
今回は群馬側の主催で、会場は足利赤十字病院でした。
このあたりがなかなか難しいところですが、足利赤十字病院の泌尿器科は群馬大学関連施設になっています。
もともと栃木県は自治医科大学、獨協医科大学があって、関連病院も様々な状況です。
そんな中で、足利赤十字に関しては群馬大学の関連施設なんですね。
足利赤十字病院はつい最近病院が建て替えられてものすごくきれいになりました。
今回はこの足利赤十字病院の講堂を使用して合同地方会を行いました。
普段の群馬地方会と違って、いろんな施設の先生方からの発表や質問があり、参加者も多く、会は盛況でした。
群馬大学関連の発表に限ってですが、若手の優秀者の表彰があり、今回は2人がその対象となりました。
館林厚生病院の鈴木智美先生の
「去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に対するドセタキセル(DCT)療法rechallengeの検討」
さらに、
群馬大学の宮澤慶行先生の
「膀胱癌に合併したIgG4関連後腹膜線維症の1例」
が表彰されました。
宮澤先生は昨年度在籍していた日高病院での症例をもとに発表されています。
お2人の先生は、おめでとうございます。
特に鈴木智美先生は初めての受賞になりますので、これを励みに頑張ってほしいものです。
昨年度大学で一緒に仕事もしていましたし、群馬大学泌尿器科では数少ない女医さんですので、期待しています。
さて、今回の特別講演は、
「泌尿器科医として歩んだ道」
と題して、40年にわたる大学生活および産学連携事業での成果について講演されました。
合同地方会は、いつもよりさらに活発な討議が行われて、いい機会だと思います。
ただ会場の選択がいつも難しいようにも思いますね。
2県での合同となると、ちょうどいい場所ってなかなか少ないようで・・・。
ともあれ、合同地方会が無事終了しました・・・・。