2月11日(土)に、ラパロ講習会を行いました。


群馬大学関連で、腹腔鏡手術に興味のある先生を集めての講習会です。

各学会(日本泌尿器内視鏡学会、日本内視鏡外科学会)の公認を受けての講習会で、ブタを使用しての実習です。


講師はラパロ認定医ということで私と、群馬大学泌尿器科講師の羽鳥先生でした。


基本的にブタの腎臓の腹腔鏡手術を実践してみるという講習会になります。


人の構造とかなり近いですが、内臓脂肪が少ないというんでしょうか、豚というと脂肪たっぷりかと思いきや、おなかの中は人よりよっぽどすっきりしています。


腎摘除、腎部分切除、腎盂形成、腎実質縫合など、様々なトレーニングを行うことができました。


動物を使用した実習には賛否両論あるかと思います。コンピュータシミュレーションなどが発達し、ドライボックス(器械での)トレーニングなどももちろんありますが、やはり実際の動物を使用したものが、本番に一番近い形でのトレーニングになると思います。


貴重なトレーニングをさせていただいている自覚をもって、これからも医療に携わっていきたいと思います。


ちなみにこういったトレーニングは、少なくとも年1回はわれわれの主催で行っています。

若手医師にもどんどん参加していただき、腹腔鏡手術に親しんでもらいたいと思います。



群馬大学泌尿器科 医会長野村昌史のブログ

※イメージ画像です