米財務長官の中国人民元柔軟化要請発言を受けて117.33円、原油反発/ニューヨーク外国為替市場概
米財務長官の中国人民元柔軟化要請発言を受けて117.33円、原油反発/ニューヨーク外国為替市場概況
http://www.asyura2.com/0601/hasan47/msg/655.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 9 月 14 日 06:56:03:
「為替」 米財務長官の中国人民元柔軟化要請発言を受けて117.33円、原油反発/ニューヨーク外国為替市場概況
「米財務長官の中国人民元柔軟化要請発言を受けて117.33円、原油反発」ニューヨ
ーク概況 2006年9月14日(木曜日)-株式会社フィスコ 平松 京子/片山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:18JST 「米財務長官の中国人民元柔軟化要請発言を受けて117.33円、原油反発」
【ロンドン市場概況】
13日のロンドン外為市場は、ドル・円、ユーロ・円のポジション調整の売りが続
き、ドル・円は117円55銭まで下落、ユーロ・円は149円13銭まで下落が進み、その
後ドル・円は117円57銭から117円73銭で、ユーロ・円は149円15銭から149円38銭で
上下した。ユーロ・ドルは1.2678ドルから1.2696ドルで、ドル・スイスは1.2504フ
ランから1.2527フランで取引され、ポンド・ドルは、イギリスの平均所得伸び率が
予想を下回ったことを受けてポンド売りが優勢になり、1.8760ドルから1.8722ドル
まで軟調に推移した。
【経済指標】
英・8月雇用統計
失業率:3.0%(予想3.0%、7月3.0%)
失業者増減:-3900人(予想+4000人、7月-1000人←+2000人)
5-7月の平均所得伸び率:前年比4.4%(予想+4.5%、4-6月は4.3%)
【要人発言】
成思危・中国全人代副委員長
「人民元の完全交換化の時期、2008年が適切な可能性」
「中国の外貨準備の急増、人民元の調整にとって大きな圧力」
「中国の投資や信用の伸びは、依然として速すぎる」
「外貨準備の多様化、選択肢が限られているため困難な仕事」
「人民元上昇への強い期待は、人民元改革を難しくする」
載相龍・元中国人民銀行総裁(天津市長)
「中国経済に問題を生じさせる可能性があり、人民元の対ドル取引変動幅拡大を急
ぐべきではない」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:117円63銭、ユーロ・ドル:1.2680ドル、ユーロ・円:149円22銭、ポン
ド・ドル:1.8748ドル、ドル・スイス:1.2536フラン
【ニューヨーク市場概況】
13日のニューヨーク外為市場では、ドル・円はポールソン米財務長官の中国人民
元柔軟化要請発言を受けて117円82銭から短期投機筋のストップロスをヒットし117
円33銭まで下落、その後米系筋の買いに117円60銭前後に反発し引けた。ユーロ・ド
ルはロシア中銀筋の買いに底固め、その後ポールソン米財務長官講演でドル高発言
が出なかった事を受けて1.2667ドルから1.2718ドルまで上昇し1.2695ドル前後で引
けた。ユーロ・円は米財務長官発言を受けた人民追加改革観測に伴う売りに149円05
銭まで下落するが、押し目で控えていた本邦資本筋の買いに149円36銭へ反発した。
ポンド・ドルは1.8729ドルから1.8779ドルへ上昇した。ドル・スイスは1.2542フラ
ンから1.2480フランへ下落した。
【原油市場】
NYMEX原油先物価格は、時間外取引で63.20ドルまで続落した後、64.75ドルまで反
発、63.97ドルで引けた。今年の高値78.40ドル(7/14)から約19.4%の下落。
反発の背景は、OPECが原油価格60ドル台を維持するために、12月の総会で現行生産
枠(日量2800万バレル)を減らすのではないかとの憶測、週次原油在庫で、原油が
290万バレル減少したこと、(ガソリンは10万バレル増加)、米国がイランがウラン
濃縮を停止しない場合、制裁に踏み切る必要性を訴えたこと、など。
【株式市場概況】
NY株式相場は上昇。原油価格が反発に転じたことで朝方は下落して始まったもの
の、大手証券会社の決算が好感されて緩やかに上昇する展開となった。セクター別
では、運輸やエネルギーが上昇する一方で、食品・生活必需品小売や家庭用品・パ
ーソナル用品が軟調。好決算を発表したリーマンブラザーズ(LEH)が3.1%上昇。ま
た、昨日経営トップの交代を発表したブリストル・マイヤーズ(BMY)はWSJ紙が身売
りの可能性に言及したことで2.1%高となった。フォード(F)は事務職を対象とした大
規模なリストラを計画しているとの報道で上昇。ダウ構成銘柄では、メルク(MRK)が
リコールとなった鎮痛剤「バイオックス」に新たな危険性があるとの研究結果が明
らかとなったことで2.5%安となった。結局ダウは45.23ドル高の11543.32、ナスダッ
クは11.85ポイント高の2227.67で取引を終了した。連日の大手証券会社の好決算を
受けて、明日のベアスターンズ(BSC)の決算にも強気の見方が増えている。
【通貨オプション】
ドル・円は、G7、IMF年次総会を控え、ポールソン米財務長官の中国人民元柔軟化
要請発言を受けて高値から反落した。
オプション市場での変動率は1ヶ月物は7.850%で昨日比変わらず、3ヶ月物は
8.050%から8.100%へ上昇、6ヶ月物は8.100%から8.050%へ小幅低下するなど、調
整色が強い。
リスクリバーサルでは、G7において、中国人民元追加改革への圧力が強まるとの憶
測に伴う下値をヘッジする動きに円コール買いが強まった。25デルタ円コール・ド
ルプット1ヶ月物は+0.750%から+0.800%へ拡大した。しかしながら3ヶ月物は
+0.800%、6ヶ月物は+0.925%でそれぞれ昨日比変わらずの水準で取引されている。
【経済指標】
米・8月財政収支:-646億ドル(予想-611.5億ドル、前年-513億ドル)
2006会計年度:-3,043.05億ドル(前年同期:-3,541.23億ドル)
米・9月8日時点原油在庫:290万バレル減少(予想200万バレル、前回221.2万バレル
減)
【要人発言】
ポールソン米財務長官
「中国は市場改革が必要」
「市場主導型経済と柔軟な為替レートを迅速に導入する必要」
「更なる柔軟な人民元は中国の国益でもある」
「中国の改革は時間がかかる」
「中国の成長は世界経済への恩恵」
「保護主義は成功せず」
米財務省高官
「今週末にシンガポールで開催されるG7において、世界不均衡に関する特別な声明
が出される可能性は少ない」
「長官が中国政府に働きかけていく姿勢を弱めると考えるのは誤りだ」
「為替相場の柔軟性拡大が依然として優先課題」
「新多角的貿易交渉(ドーハラウンド)再開に向け、長官は中国の支持を求めてい
く方針だ」
ジェンキンス・カナダ中銀副総裁
「カナダ政策金利はインフレ低下させるため十分な水準まで上昇」
「カナダ経済は7月見通しに沿っている」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 117.71 117.82 117.33 117.68
ユーロ・ドル 1.2680 1.2718 1.2667 1.2692
ユーロ・円 149.25 149.38 149.05 149.34
ドル・スイス 1.2526 1.2542 1.2480 1.2511
ポンド・ドル 1.8745 1.8779 1.8722 1.8769
株式市場:
NYダウ 11487.69 11567.25 11476.16 11543.32
ナスダック 2214.25 2229.18 2211.14 2227.67
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.903 4.894
米国債10年物 4.769 4.761
先物市場:
NY金先物 592.0 600.5 590.0 596.3
NY原油先物 64.25 64.75 63.50 63.97
シカゴ日経平均先物 15730 15820 15725 15820
(フィスコ) - 9月14日6時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000001-fis-brf
朝日放送(関西ローカル)テレビが、911疑惑をオンエア
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/830.html
投稿者 ぽん 日時 2006 年 9 月 13 日 17:16:43:
朝日放送テレビの夕方番組「ムーブ」が
911疑惑を真正面から取り上げました。(午後4時頃から)
疑惑本の著者ベンジャミン・ミルフォード氏をゲストに招き
(1)WTCツインタワーの崩壊は内部爆破によるものではないか。
(2)WTC第7ビルの崩壊はどう考えても爆破解体ではないか。
(3)ペンタゴンに突入したのはボーイングとは考えられない。
等々、ビデオ、写真、図面などをまじえて20分ほどやっていました。
関西ローカルなのが残念ですが、最近では画期的な内容では
ないでしょうか。今後の展開に期待。
動画だよw
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/832.html
投稿者 アメリカ言いなりでヤコブ病 日時 2006 年 9 月 13 日 22:43:28
(回答先: 速報 本日、朝日放送(関西ローカル)テレビが、911疑惑をオンエア。 投稿者 ぽん 日時 2006 年 9 月 13 日 17:16:43)
面白い。まずは見ろ
http://www.youtube.com/watch?v=EnEPt-6Py-Q
過去最大の米貿易赤字も米市場トリプル高で118.15円、原油63.60ドル/ニューヨーク外国為替
http://www.asyura2.com/0601/hasan47/msg/650.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 9 月 13 日
「為替」 過去最大の米貿易赤字も米市場トリプル高で118.15円、原油63.60ドル/ニューヨーク外国為替市場概況
「過去最大の米貿易赤字も米市場トリプル高で118.15円、原油63.60ドル」ニューヨ
ーク概況 2006年9月13日(水曜日)-株式会社フィスコ 平松 京子/片山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:12JST 「過去最大の米貿易赤字も米市場トリプル高で118.15円、原油63.60ドル」
【ロンドン市場概況】
12日のロンドン外為市場は、米貿易収支の発表待ちムードのなか、ドル・円は117
円50銭から117円65銭で、ユーロ・ドルは1.2705ドルから1.2726ドルで、ドル・スイ
スは1.2414フランから1.2434フランで、ユーロ・円は149円37銭から149円60銭で取
引され、小動きとなった。
ポンドは、イギリスの8月消費者物価指数が予想を上回る上昇となったことを受け
て、買いが優勢になり、ポンド・ドルは1.8661ドルから1.8751ドルまで上昇、ポン
ド・円は219円45銭レベルから220円40銭レベルまで上昇、ユーロ・ポンドは0.6813
ポンドから0.6781ポンドまで下落した。
【経済指標】
英・8月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想+2.4%、7月+2.4%)
中・8月原油輸入量:前年比+34.9%の1182万トン(1-8月前年比+15.3%の9580万ト
ン)
【要人発言】
G7声明案
「為替に関する部分は空白・調整中」
「原油などエネルギー価格の上昇、欧州などのインフレ懸念、保護主義の3つを世界
経済の懸念材料として指摘」
「(不均衡の是正)中国を念頭に国際的な政策協調への参加をよびかける」などの内
容
「米国は持続可能な成長軌道に向かっている」
「いくつかの国でインフレ懸念高まる」
「日本は、景気回復基盤はより広く、強固になっている」などの記述
ガルガナス・ギリシャ中銀総裁
「ECB、ユーロ圏のインフレを非常に懸念」
シリア当局
「ダマスカスの米大使館、武装グループの攻撃受けたが大使館員は全員無事」
国際エネルギー機関(IEA)
「2007年の世界原油需要の増加予測を日量10万バレル引き下げ、日量150万バレルに
(北米地域の消費見通し若干変更で)」
ラトIMF専務理事
「米住宅市場が突然減速するリスク、世界経済の成長を阻害する恐れ」
「中国・アジア新興国・ロシア・一部の石油輸出国は柔軟な為替の恩恵受ける」
「一部産油国の石油企業との契約条件変更などの動き、逆効果もたらす恐れ」
【ニューヨーク市場寄付】ドル・円:117円63銭、ユーロ・ドル:1.2711ドル、ユー
ロ・円:149円51銭、ポンド・ドル:1.8730ドル、ドル・スイス:1.2428フラン
【ニューヨーク市場概況】
12日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は過去最大を記録した米貿易赤字を
受けて117円45銭まで下落したが、日本の追加利上げ観測後退に伴う米ファンド筋の
押し目買い意欲強くオプションバリアーをつけて118円15銭まで上昇し117円90-95銭
で引けた。
ユーロ・ドルは過去最大の米貿易赤字を受けて1.2740ドルへ上昇したが、ロシア筋
と噂される売りや、ドル・スイスに連れたドル買いに1.2671ドルへ反落し1.2690-95
ドルで引けた。ユーロ・円は149円24銭からドル・円上昇に連れる形で149円78銭ま
で上昇した。ポンド・ドルは1.8713ドルから1.8772ドルへ上昇した。ドル・スイス
はスイス中銀理事が景気減速を示唆した事で利上げ観測後退し1.2406フランから
1.2523フランへ上昇した。
【原油市場】
NYMEX原油先物価格は、63.60ドルまで続落し、63.76ドルで引けた。
今年の高値78.40ドル(7/14)から約18.8%下落。
中東産油国がエネルギー需要に対応するため940億ドルを投じることを表明したこ
と、国際エネルギー機関(IEA)月報で、2006年の原油需要予想が8470万バレルとな
り、前回予想よりも10万バレル下方修正したこと、などが続落要因。
NY金は、594.30ドルまで続落、今年の高値732.00ドル(5/12)から約18.8%の下
落。
【株式市場概況】
NY株式相場は上昇。原油価格の続落や大手証券会社の好決算を受けて、終日堅調
な展開となった。セクター別では、自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが
上昇する一方でエネルギーと公益事業が軟調。ゴールドマン・サックス(GS)は、予
想を上回る決算を発表して上昇。新製品を発表したアップル(AAPL)も堅調に推移し
た。家電小売のベストバイ(BBY)も好決算を発表して9.4%高。ヒューレット・パッ
カード(HPQ)は情報漏えいに関する問題で、不正に調査を行ったとしてパトリシ
ア・ダン会長が辞任する見通しとなり2%高となった。またブリストル・マイヤーズ
(BMY)も、ピーター・ドラン氏がCEO職を退くことを明らかにして上昇した。ダウ構
成銘柄では、8月の好調な既存店売上高を発表したマクドナルド(MCD)が上昇。結局
ダウは101.25ドル高の11498.09、ナスダックは42.57ポイント高の2215.82で取引を
終了した。原油価格の急落が好感され、特にハイテクなど景気敏感セクターが牽引
役となっている。
【通貨オプション】
ドル・円は、米貿易赤字が過去最大を記録したにもかかわらず、日本の低金利水
準継続の憶測に伴うファンド筋の円売り意欲強く、本年4/18来の円安となった。
オプション市場では、円先安感の強まりに本邦輸出筋の需要が減少した事から変動
率は低下、1ヶ月物は7.950%から7.850%、3ヶ月物は8.175%から8.050%、6ヶ月物
は8.175%から8.100%へそれぞれ低下した。
リスクリバーサルでは、4/18来の円安相場を受けて円コール買いは後退した。25デ
ルタ円コール・ドルプット1ヶ月物は+0.800%から+0.750%、3ヶ月物は+0.850%か
ら+0.800%。6ヶ月物は+1.025%から+0.925%へそれぞれ縮小している。
個別では円先安感に伴い、下値ストライクオプションの売りが目立っていた。又、
短期での118円75銭ストライクオプションの買いが話題となっていた。
【経済指標】
米・7月貿易収支:-680億ドル(予想-655億ドル、6月-648億ドル)
対OPEC諸国:-108.62億ドル(前月比+6.5%)、対中国:-195.75億ドル(同比-
0.7%)
対日本:-75.74億ドル(同比+8.5%)、対EU:-133.52億ドル(同比+48.4%)
対カナダ:-58.62億ドル(同比+8%)、対メキシコ:-50.93億ドル(同比-
16.4%)
加・7月新築住宅価格指数:前月比+1.1%(予想+0.8%、6月+1.4%)
加・7月貿易収支:+39億カナダドル(予想+49億カナダドル、6月+41億カナダドル←
+47億カナダドル)
【要人発言】
カナダ政府高官
「G-7では米住宅市場の減速に関し議論される」
「中国、人民元更なる改革必要」
ラジアー米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長
「連銀はインフレを抑制していく」
「米インフレは向こう数ヶ月で低下」
ヒルデブランド・スイス中銀理事
「07年、08年とスイス経済の減速を予測」
「スイス経済は周期的ピークに達した」
イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁(投票権有)
「米経済は潜在成長水準を若干下回る成長に入った」
「インフレは引き続き、容認レンジを上回っており、リスクは上方」
「インフレを抑制するため現在の金利水準は適切」
「過去の利上げの影響はまだ十分反映されていない。
「連銀の警戒は引き続き必要」
「連銀は引締めバイアスを保つべき」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 117.55 118.15 117.45 117.96
ユーロ・ドル 1.2714 1.2740 1.2671 1.2687
ユーロ・円 149.47 149.78 149.24 149.65
ドル・スイス 1.2424 1.2523 1.2406 1.2507
ポンド・ドル 1.8674 1.8772 1.8661 1.8748
株式市場:
NYダウ 11396.12 11512.98 11395.71 11498.09
ナスダック 2174.05 2217.28 2174.61 2215.82
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.940 4.904
米国債10年物 4.801 4.771
先物市場:
NY金先物 600.3 602.5 593.5 594.3
NY原油先物 65.50 65.75 63.60 63.76
シカゴ日経平均先物 15740 15980 15740 15955
(フィスコ) - 9月13日6時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000001-fis-brf
小はん殺し結城純一郎の演説 (1) 【第38回新潮新人賞小説部門 第1次予選落選】
【第38回(2006年度)新潮新人賞小説部門応募投稿 第1次予選落選】
第1次予選落選となりましたので、ブログに公開させていただきます。
題名を「結城純一郎の演説」から「小はん殺し結城純一郎の演説」に改名いたしました。
234枚の長編を29回にわけてアップロードいたしました。
プロローグ
結城純一郎は漆黒の闇に溶けて眠っている。変更線の午前三時。朝はまだ来ない。首相
公邸の寝室。彼は悪夢のなかでうなされていた。性交をしながら首を絞めて殺した新橋芸
者小はんが暗黒に踊っている。結城純一郎は悪夢から脱出するために叫び声をあげた。
「うあああああおおおおおお」
全身からの叫び声は現実に帰還するために必要な夜の儀式だった。眠らなくては明日が
もたない。総選挙の告示日は迫っていた。明日からは全国各地候補者への応援演説が日程
に組み込まれている。彼は部屋の電気をつけ、睡眠薬の錠剤に手を出した。そして水差し
からガラスコップにウーロン茶を入れた。
睡眠薬を飲んでも結城純一郎は眠りに入ることはできなかった。本を読めば自然に眠く
なるだろう。彼はベッド脇のイントレ引き出しから本を取り出した。アンダーグランド界
で話題になっていた小説であると云われている。それは自分と同じ名前の人物が登場する
ふざけた怪文書の小説だった。結城純一郎は読み出した。時間は夜と夜の夜、奈落の暗黒
から狂気の紫が来訪する。変更線の歪んだ地平、永田町は漆黒の魔界に呑まれていた。
1
満腔一年一月十七日、九段会館において国家生活党大会は華々しく開催されていた。報
道各社スッタフがカメラとマイクをかまえる。異常な熱気が会場やロビーそして外にあふ
れている。大会は昼食休憩となった。会場から出た片岡さつきはさっそくインタヴューを
受けた。彼女は財務省国家生活党支部代議員だった。「日本の明日を語る国家道の女性こ
こにあり」片岡さつきの映像は、すぐさま臣民のリビングに電波送信されるはずである。
国家社会主義の深淵をなし、臣民の心の琴をかき鳴らす情感はテレビによって創造される。
居酒屋で批評を試みるインテリジュンスは新聞の国民言語によって創世される。
ロビーに鳴り響くベルは、午後の部大会開始五分前の合図だった。片岡さつきは席に戻
った。緞帳が上がる。結城純一郎総裁が演壇に登場する。さっちゃん、彼の演説はどうし
ようもなく長いから眠らないでね、隣の席から北海道の代議員である竹部が脂ぎった顔で
そう言った。そして竹部は脂ぎった手を片岡さつきのスカートの上に置いた。
こんなとことで痴漢するなんて、ふざけないでよ! さつきは竹部の手に小指の爪を突
き刺した。いたた……竹部が歯軋りしながら、女の爪に刺された自分の手を見た。そして
傷を癒そうと舌で舐めた。結城純一郎総裁の演説が始まった。
来賓のみなさん。突撃隊である国家青年同盟員諸君。文化革命を推進するメディア音楽
団員諸君。そして国家生活党の同士諸君。わが党は六月二十三日、一九九四年からの小選
挙区比例並列選挙制度改革以降初めての衆参同時選挙によって奇跡的躍進をとげることが
できた。(なりやまぬ拍手)
国民は衆院二枚、参院二枚、計四枚を投票箱に入れる複合国政選挙に、もっともシンプ
ルな政党を選択したのであります。(熱狂的な拍手)
わが国家生活党は国民の圧倒的支持により、国会ゼロ議席から一挙に衆議院二百四十一
議席と参議院六十三議席の獲得した。これに中曽根靖男君、渡辺美智子君らのグループを
賞賛党員として迎え入れることに成功し、衆議院二百九十名の単独政権党として出発する
こととなった。(拍手)
野党は中曽根靖男君を風見鶏などとキャンキャン攻撃しているが、このような非難は無
力な負け犬の泣き声にすぎない。(大爆笑)
中曽根靖男君は東京地検特捜部にて青春を過ごし、その精神は一環として国家主義者で
あり、わが党が迎え入れることにはいささかの異はないのであります。(拍手)
同士諸君、尊皇攘夷の満腔維新はここに成功したのである。国体防衛に尽力する公明党
や民主党とも閣外協力を結ぶことができた。もはや米国奴隷の自民党や、国体変革の共産
党や社民党などは、日本の政治になんら影響力をもたない弱小野党にすぎない。だが諸君、
警戒心をといてはならないのである。
自民党は政権奪回をねらい全国列島で策動を強めている。地下にもぐった合衆国統一党
と共産主義革命党は武装闘争を準備している。さらにCIAの援助を受けながら日本国体
をアメリカの五十一番目の州にしようと、合衆国統一党の陰謀は財界や官僚組織に浸透し
ている。合衆国統一党の思想である革命的ヤンキー主義は自衛隊にまで浸透している。国
家生活党はこれら売国奴党派との政治闘争である党派戦争に勝利しなければならない。全
国の党組織と同士諸君は今こそ国家のために国家生活防衛のために尽力してほしいのであ
ります。(拍手)
それでは満腔一年党運動方針をのべる。
小説 小はん殺し結城純一郎の演説 (2)
【わが政権党の責務】
満腔一年、そして二十一世紀、2015年体制への出発に向かって、われわれは、今、
大きな歴史の転換点に立つ、新しいシステム改革を迎えた。
わが国をめぐる内外情勢はますます厳しさを加えつつあり、直面する政治課題は山積み
している。こうしたなかにあって、昨年の六月に行われた衆参同時選挙の結果は、わが党
にとってきわめて輝かしい勝利であった。臣民は二十一世紀初頭の指導者をわが党に託し
たのである。
われわれはこの臣民の期待に応え、自ら厳しい政治倫理を実践しながら、尊王攘夷、満
腔維新の旗を高くかかげ、国家を運営するという、党に課せられた重責を果たしていかね
ばならないのである。(なりやまぬ拍手)
いま、わが党を洗う時代の潮流は烈しく、逆まく試練の怒涛は高く激しく押し寄せてい
る。しかし、わが党は国家政策の責務をやりとげ、この困難に打ち克ち、謙虚な反省のう
えに臣民とともにつき進んでいこう。国際新秩序はいまや、日本の双肩にかかり、指導力
を全世界から求められている。これこそが満腔1年の試練としての苦行である。
わが党は、この歴史的な試練の時代に際し、党をあげて一致団結、中曽根康雄君、渡辺
美智子君をはじめとする新しい同士とともに日本民族の輝かしい発展のために力強く前進
を開始するものである。臣民の英知と勤勉と行動力を背景にすれば、日本は米国と中国と
そしてロシアという大国のはざまで生存できる。
次に具体的な運動目標についてである。
われわれは運動方針の主題に「国際社会で生存できるたくましい国家」を築こうと掲げ
た。具体的な方針の第一は、激動する国際社会のなかにあって、米国を叩き落すなかで平
和を守り、名誉ある国際的な地位を堅持していくため、いま何をなすべきかである。
本年における国際情勢はあまりにも緊張し、ストレスが爆発寸前である。わが党の政策
により、すでに安保条約は破棄され日本占領軍である在日米軍は撤退を開始した。ヤンキ
ー・ゴー・ホーム、憎しみに燃えた民族の叫び声が米軍基地を包囲し、占領軍は日本から
撤退せざるをえない。
同士諸君、起立してもらいたい。
ここで、衆参同時選挙翌日未明、全国十ヶ所にわたり、同時多発、米軍基地突撃に殉じた、
党軍兵士に黙祷をささげたい。わが党の戦士は鮮明な政治方向のもと、米軍基地にダイナ
マイトを積んだトラックで突っ込み、基地施設を破壊炎上させ殉死したのである。これは
全国の茶の間に敵が誰であるのかをあきらかにした、選挙勝利とともに偉大な軍事闘争の
勝利である。
【全員起立 一分間黙祷】
日米安保条約を破棄された米国は極東覇権の足場を喪失し、米国大統領は日本への復讐
を米国議会で宣言した。米国のまきかえし策動を許すことなく、東アジア平和維持の問題、
そして世界経済の再建にわが国がいかなる貢献をなしうるかという問題、わが国が国際社
会で果たす役割がますます重大となりつつある。国際社会の平和を実現するため、ますま
す外交努力を傾注していかねばならない。
第二はたくましい文化国家日本を築くことである。
やがて到来する高齢全体社会、高度に管理された情報社会、セックス価値観の多様化する
新世紀に対処していくとともに、ロボットを家庭に普及させながら、個性豊かな、そして
文化の香り高い健全な国家社会主義によって統制された地域社会をつくりあげ、われわれ
の子孫に誇りうる祖国、日本として引き渡さねばならない。そのためにも施策を着実に実
行していくことである。
満腔一年の運動方針は、以上の基本方針を中心として策定し、党員、党友の総力をあげ
て取り組み、臣民のご理解とご協力を得て、明るい日本の将来を切り開いていく指針とす
るものである。
【国際社会をリードする国家】
第二次世界大戦後の六十年間を支配した世界基本秩序は、米国の相対的低下と新興勢力
の登場により、崩壊寸前である。いまや世界は米国という一極から多極化に移行しようと
している。紛争国はその数を増し、すでに世界は一触誘発の戦争状態にあるといっても過
言ではない。加えて世界経済も石油危機に起因する経済の停滞による不況は依然として深
刻な状態にあり、またわが国と欧米諸国との間の通商摩擦の激化と、それに対抗する保護
貿易主義の抬頭は世界経済の動向に不安定化の度合いを深めている。不均衡衝動理論にそ
って二十一世紀世界経済はたえず揺らぎのなかにある。さらに国際金融動物は諸国家と諸
国民を人質にとり、収奪を拡大している。国債は国際金融動物の頭であるロスチャイルド
が発明し、日々国際金融動物は収奪のための金融システムを発明していることに危機感を
もつ必要がある。
さらに米国との関係は日米安保条約の破棄により開戦前夜的な不均衡状態にある。米国
はCIAスパイをつかい、合衆国統一党を援助し、国内かく乱工作を進めている。
しかし同士諸君、米国は世界の嫌われ者である。多極化する世界経済の発展のためにも、
米国は地獄に落ちてもらわねばならない。わが党は米国によるこれまでのわが国に交渉し
てきた植民地政策を全面的に情報暴露する。世界はこれまでの日本が米国の完全植民地で
あったことに驚嘆するであろう。
米国による再侵略を阻止するためにも、憲法を改正し、自衛隊を国防軍へと昇格させる
必要がある。これまで自衛隊は在日米軍の指揮下にあり、在日米軍の下請け機関であった
が、わが党は自衛隊の組織と軍思想を抜本的に改変する。日本を占領していた米国駐留軍
を日本列島からたたき出し、制空権と制海権を日本に奪還し、実質的な日本独立をいまな
しとげることができるのは国家生活党のみである。同士諸君の党生活は日本独立防衛戦争
でもある。(なりやまぬ拍手)
