デリケートな方は、スルーしてください！
しかも、ウチの子たちの話ではないので、可愛げもへったくれもないただの愚痴です！
とっても具合の悪い、今夜のワタクシ。
いや、帰宅して、食事をするまでは、いたって元気だった。
なのに夕食の、アサリご飯にやられちまった…。
今夜はカッパさんが帰宅しないので、わが家の人類は母と私の2人だけ。
数年前に認知症の診断も受けてるけど、いまだに台所の実権を頑として手放さないオフクロ。
冷蔵庫内の傷みかけの食材は、数日ごとに私が廃棄してるけど、冷蔵庫内のメンバーが変わったことにすら気づかずに、新たなお買い物をしてくるのよ…オフクロのヤツめは。
今日の朝食はアサリご飯だった。
今夜の夕食にも、同じアサリご飯が出てきた…。
で、気になって聞いてみた。
『これ、冷蔵庫にしまってあったの?』
『……。』
冷蔵庫にしまう、という選択肢そのものを忘れてたらしい。
微妙な感じの匂いだったけど、好物のイカの塩辛を大量に載せて、
『私の腎臓よ、許せ！』
と思いつつ食した後に、ライムとハナコのお散歩へ。
どうも、いつもとは違う、妙な喉の渇きは感じてたのよね…。
いやはや、貝で中ると、ひどい目に遭うのはすでに経験済みだけど…。
生まれて初めて貝にやられちゃったのは20代の頃。
テキは、寿司屋で頂いたアオヤギだった…。
寿司屋で同席して、アオヤギ頂いた人間だけが、翌日見事に欠勤。
保健所が入ってエライ騒ぎだった…。
二度目は牡蠣。
大学生の時に、ウチで食べた、牡蠣のバター焼きにやられて…。
翌年、社会人1年生の時に、上司に連れて行ってもらったオサレなブラッスリーで、恐る恐る頂いた生牡蠣は大丈夫だったから…。
意を強くして、数日後に、家で食べた牡蠣フライに、またしてもＫＯされた。
こう考えると…。
ウチでひどい目にあってるじゃん…何回も。
いずれも、調理担当はオフクロ。
実のオフクロを信じて、このザマかよ…。
いや、ホントはもう、オフクロに家事はやらせたくない。
でも、全部取りあげたら、ますますボケボケになるのはわかってるし。
頭イタイのよ…いろんな意味で。
かといって、母と娘が手を取り合って、共通の敵たる認知症を相手に戦っているのかといえば、決してそんなことは無いわが家。
オフクロと、カッパさん、そして私…生きてる人間だけでも三つ巴の戦い。
そこに、認知症という新たな敵が参戦してきたということで。
いわば、群雄割拠する戦国時代のわが家。
この勢力図では、カッパさんは、いわば外様。
オフクロか私が、このプチ乱世を平定するのはまちがいない…はずだったんだけど。
いや…
まだ、黙したままの強豪、姉の存在もあるし。
ギャーギャー親子喧嘩するオフクロと私にひきかえ、口調も表情も静かにブチ切れる恐ろしい姉。
あ～！
なんか、朦朧としてきた。
最寄りの消防署に電話して、夜間外来やってる病院教えてもらおうかな。
でも…
教えてもらったところで、そこまで自分で運転していくしかないし…ねぇ。
タクシー？
夜間外来に行くだけでもゼータクなのに、冗談じゃないわ。
ビンボー人は、一過性の具合の悪さなんて気合いでどうにかするもんよ。
結局、オジサンとオバサンと、オバアサンしかいないわが家のプチ乱世勝ち残るのは、意外と認知症という病気のヤツかもしれない。
だって、オフクロ以外の人間が、アルツハイマーを発症しない保証なんてどこにもないし。
時間がたてば、オフクロもカッパさんも私も、自分が自分であることすら忘れちゃうかもしれないし。
しかし、解けやらぬ最大の疑問。
同じ時に、同じアサリご飯頂いたトシヨリのオフクロは、なんでピンピンしてるんだ？
これの、絶不調の本当の原因は、全て貝なんだろうか…。
オフクロのヤツめ…まさか一服盛ったんじゃあるまいな
真面目な話、もう、オフクロに家事やらせるのは限界なんだよね…
本人が何と言おうと。
せめてもの救いは、姉の提案でガスコンロと入れ替えた、台所のＩＨ。
今もガスで煮炊きしてたら、キモチ悪くなることすらできやしない事態に陥ってたはず。
あっという間に、火事出しちゃうの目に見えてるもん。
実の親って、ホント始末に悪い。
義理の親相手の時みたいに、遠慮のかたまりにはならずに済むけど…。
自分を育てた人間の権利を制限するのって、私のような鬼でも、ものすごく抵抗がある。
オフクロがいつまでも、私を
『ウチの娘』
と思うのと同じように、私の方も小学生のころと同じようにどこかで
『私の大好きなママ』
のままでいてほしいと思ってるからなんだろうな…。
ダラダラこんなこと書いてないで、もう寝よう。
もうこれ以上、体調にマイナスの変化がありませんように！
ホント、勘弁してくれ～
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