昨日の朝、門を開けさせてくれなかった、ライムちゃんの写真。
90度回転させてみると…。
毎晩、カッパさんと私が交替で様子を見るために一緒に寝てるのはハナコ。
歩き疲れても、抱っこしてもらえるのはハナコ。
お出かけ時に、ご飯を食べないとライムは
『ご飯食べない子はオヤツ抜き』
って言われちゃうのに、ハナコだと
『どうちまちたか~?
ハナちゃ~ん。
おいちおいちでしゅよ~』
お庭を掘り返しては叱られ、脱走しては叱られて。
盗み食いをして怒られて。
重たい片開きの引き戸をコッソリ開けて台所に侵入して、芋ようかん一箱平らげた時には、叱るより先に具合悪くならないかと心配になっちゃった…。
お庭に置いてあったカサブランカの球根をたべちゃったり、プランターの肥料の油粕もムシャムシャ。
引き戸をガリガリして開けるから、玄関も廊下の障子も傷だらけ。
いつでも好奇心ではち切れんばかりのライムちゃん。
幸か不幸か、やけに器用だから、思いついたことはたいていやらかしちゃうし。
そのたびに怒られて反省。
時間をかけて頑張って、ホントにいい子になってくれた。
いや、私自身も思うんだよね。
同じことをしちゃったら、ライムだったら
『ダメだよ~』
でもハナコだと
『ハナちゃ~ん、頑張ったね~。
でももう二度と、やらなくていいからね~』
なんだよね…。
ライムにしてみれば、突然現れたわがままハナコのやりたい放題にも耐え、大好きなカッパさんも半分取られちゃって。
手のかかるハナコ大先生に振り回されて、私がイライラしてた時期もあったし。
もう13歳のライム。
相変わらず、好奇心旺盛で、なんでもやらかしちゃうところは相変わらずだけど。
でも、私やカッパさんが深夜の徘徊ハナコに手を焼いていると、ヤキモチを我慢して、じっと傍観してることも多くなった。
カッパさんが、よそのワンコさんに
『可愛いね』
なんて言おうもんなら、牙をむいて怒ってたヤキモチライム。
今、本当に気にかけなくちゃいけないのは、必死になって自分の気持ちを抑えて、ヤキモチを我慢してるライムのことだよね…。
だから、好きなようにしていいよ。
深夜、お水を飲みに起きたライムちゃんが、通りがかりに冷たい舌で
『べろ~ん』
と首筋舐めても、怒らない(ように努力する)からね。
その頑丈な爪で、ハナコを抱っこして寝てるカッパさんの、毛の無い頭を
『もしもし、パパしゃん』
って、好きなだけガリガリやっていいからね。
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