どうして? | ライムとハナコと、ときどきカッパ

ライムとハナコと、ときどきカッパ

気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

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連休にお出かけした、千葉県の公園で見つけた看板。

それほど、犬や猫を置き去りにして行く人間が多いってことなんだろう。


で、そんな動物たちを気の毒に思って世話をする人が
『近所迷惑な多頭飼育』
として”行い正しい”世間の皆様の非難を浴びたりする。
捨てる側の責任は問わないのかねぇ…。
そもそも、そいつらの行為が招く事態なのに。
それとも、
「いちいち動物なんか面倒見てられないわ。
忙しいんだから。
拾わなきゃいいじゃない」
ってか?
世の中に、これだけ殺処分される動物たちがいるのにね。
殺されるのが自分や自分の身内じゃなければ関係ないってことか。

昔から不思議なのは、
「動物を拾った。」
「保護した」
って人はいても、
「動物を捨てた」
「殺処分してもらうために保健所に持ち込んだ」
って公言する人には遭ったことがない、ってこと。
車の当て逃げと同じ。
「ぶつけられた」人と、
「ぶつけた人」が、本当は同じ数だけいるはずなのに。

「動物を捨てた」人や、「車をぶつけた」人がそれを公言できないのは、ただ、ペナルティが怖いから、ってだけなんだろうな。
価値基準は、ことの善悪ではなくて。
でなけりゃ、黙ってなくてもいいわけだし。
ま、当て逃げはオマワリ屋さんに捕まるけど。
どっちも
『バレなきゃ問題ないでしょ』
ってわけか。

そういう人間たちが、もっともらしい顔して子供なんか育ててたりするのかな…
って考えると怖い。
いずれ近い将来、高齢者になる私らの世代。
ちゃんと覚悟しておかなきゃ。
バレなきゃ何してもいい、なんて価値観の持ち主に育てられた世代が支える社会が、弱者にとって優しい社会なワケないもんね…。