広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が7月7日投開票の東京都知事選に立候補を発表

人生4つ目の挑戦。人生くらいかけてやる!

 

人口減が進む地方への分散を進め「東京都の過密を解消し、東京都を世界で一番住みやすい街にできる」と強調した。

 

安芸高田市の名前が全国に広がったのは、参議院選挙での買収事件。丸坊主になって安芸高田辞任。なんの説明もコメントもしなかったのに、厚かましくもまた市長をやろうとしていた。

汚職に塗れた老人が、不正な金を受け取って説明もせず丸坊主にしただけで禊としまた市長に収まろうとするような市政に危機感と怒りを覚えたのか、そこに現れた今の現在の安芸高田市長の石丸氏だ。

順風満帆なエリート銀行員の生活を投げ出して、故郷の市長選せに立候補し当選。

私は彼のスピリッツに感銘を受け、彼の市政もエンタメ要素も含め見てきた。

反省のはの字もなく、すべき仕事すらせず、癒着し、横柄な態度をとる市議会の古株連中に容赦ないツッコミをする若者の姿は、日本の政治家全体に不満を感じていた私には気持ちのいい動画だった。

言えない、言わない気遣いをただただする政治屋達の姿。結果世の中の流れを完全に見失った、いや気にもしない政治屋がのらりくらりと何もせず税金を懐に入れている姿にうんざりしていたのは私だけではなかったようで、石丸市長の姿はネット上ではあるが支持を集め日本で一番閲覧数のある政治家となった。

 

頭がよく行動力もありそして若い候補。大いに期待はある。

だが東京は一般会計7兆9615億円。市政とはボリュームが比較にならない。

彼がいかに優秀でも彼一人の頭脳だけで東京が抱える問題は解決しない。

そして東京の問題はまさに日本が抱える問題なのだ。

 

森ビル系のシンクタンクがここ数年発表している世界都市ランキング

 

東京都は7、8年だか連続して3位となっているんだが、ちゃんちゃらおかしい。

16年にパリを抜いているんだが、その大きな要因の一つが、

世界のレストランを評価する仏ミシュランの星を獲得したレストラン数が多い。具体的にはパリの1.7倍。そして6千円以下で良質な食事ができる比較的多というのだ。

次におもてなしだそうだ。

三つ目が都市の人口が増加していて、家賃も比較的安い

とこんな理由でランクを上げている。

だが、少しでも海外で生活した人ならわかるはず。

日本は、東京は後進国で住みにくい。それは年々ひどくなっている。

 

1 グルメ都市。約3600万人の人口を擁する東京。都民のどの程度の割合の人間がミシュランの星がついたレストランで食事するのか。東京に住む人の年収平均は620万円。女性は484万円。5000円の外食が月に何回できるのか。それより問題なのは我々がスーパーで買える食材だ。

洋食文化にすっかりなった日本。

普通の値段だ買えるチーズはプロセスチーズばかり。本当に洋食作ろうと思ったらインターナショナルなスーパーにわざわざ行かなくちゃならない。スパイスも限られている。

バターが店頭から消えたり、これだけ独身が多いのに野菜はほぼ袋売りしか買えない。

つまり先進国得レベて食材が圧倒的に少ない上、このご時世に店頭から普段使う食材が消える事態まで発生する。

ところが、メディアや日本のシンクタンクだけが日本をグルメ都市のように掻き立て、東京が素晴らしい都市かのような幻を作っている。だが外国人観光客の感想に耳を傾けた方がいい。彼らは日本にミシュランレストラン目指してくるわけじゃない。東京都民が行く外食を彼らも食べる。彼らは日本食をイメージしてくるんだが、帰る時にはジャンクフードの溢れた街というイメージに塗り替えられて帰国する。

 

2 日本の「おもてなし」は今やジョーク。

確かに30年前は上質なサービスの上に海外では見られない気配りがあったが、今はそのかけられもない。

マニュアル化されたサービスは劣化を極め、海外で最低限受けられるサービスすらこの国ではない。

例えば日本人が経営するレストランでアイスチャイを頼む。

すると店はアイスチャイは提供しておりませんという。

なので私はホットチャイとコップに氷をたくさん入れてくれと頼むとそれが提供される。

こんな事をしなくても、海外に行けば給仕がこのくらいの機転はきかせてくれる。それがサービスでそこにサービス料が発生する。

海外でパンケーキ屋でバターの追加注文ができない店の方が珍しいが金を払うと言ってもメニューにないからとバターの追加ができないパンケーキ屋。言い始めたらキリがない。

最近は日本人が経営していないレストランか昔からある店にしか行かない。

日本ではチップがないのにサービスがいいと大昔は褒められたが、今は普通のサービスもないのにサービス料金が含まれていると皮肉られている。海外から観光客が押し寄せるのは単に円安が過ぎるからだ。

 

3 東京の人口が増えているのは、東京が魅力的で経済力があるからじゃない。

特に女性にとっては東京が唯一仕事にありつける場所で、ギリギリ自立できる給料がもらえる日本で唯一の場所なのだ。

オーブンも設置できない小さな居住空間。(ってか、オーブン買いたくても選択又すらほとんどないけど。)

分譲受託がどんどん増えてるが昨年と比較してもまた小さな家が増えた(値段は一緒)。

働く場所が東京しかないんだから人口増え続けるに決まっている。

 

大手メディアやボンクラシンクタンクに言わせると世界ランキングトップ3の東京だが実態は異なる。

むしろ東京は今大変深刻な問題が山積している。

人材不足、研究者不足、研究開発費不足。

魅力がないので留学生数世界23位。ちなみにソウル7位、香港8位、北京は12位。

アジア都市の中で東京の魅力なさが浮き彫りとなった結果だ。

世界格付けトップ企業ランキング500において、東京本社の会社ランクインは38社、北京は50社を超えている。

経済的競争力に欠ける東京の国際線直行便就航都市数はソウルや香港より少ない。

 

それでも巨額の予算を持つ東京都という世界から見てもデカ過ぎるメトロポリタン東京。

そこに女性蔑視で人権意識が薄いという印象がすっかり世界に浸透している日本で女性が都知事になったニュースが大きかったし、日本のすべての女性にとって大きく良いニュースであった女性の都知事誕生。

私周りにいる東京在住の外国人は石原都知事の名前を知る人間の方が少ないが、以前いた年輩の都知事の興醒めする数々の発言は多くが知っている。それが東京都知事だった。

だが小池氏は女性というだけでポジティブなニュースになったし、綺麗な英語で自ら発信するので海外勢にも名前を覚えられている。つまり外への発信力もある。

だが二期目を終えようとする彼女の都政を振り返ると東京に未来に期待ができる変化をもたらすものはなかった。

 

緑地計画は眉唾で、森を壊してソーラーパネルを設置する計画や話題の神宮外苑の大木伐採。

デジタル化推進に大きな予算を割いておきながら、これから必要になる膨大な電力をソーラーパネルで担保するかのような雰囲気の計画はお粗末だ。

都市開発も本来はヒートアイランド現象を軽減する形で海風を入れ東京の構造を改善すべきが本丸だったが今や富裕層向けのハイクラスホテルやエンタメ施設を整備に成り下がり都市開発なんて代物ではない影に利権しか見えないものになってしまった。

 

安芸高田、石丸市長の立候補は今は小さな光だ。

だが彼が言及する都市の人口過密問題軽減は日本を活性化するきっかけになる。

ただ、石丸市長は東京解体という事を以前に言っていた。

だが私は解体でなく拡大。まず日本人が負担なく不自由ないスペースに住めて、真っ当な賃金が稼げる暮らしを確保できること。それは経済力を上げずできる事ではない。

一朝一夕で変えられないが、今までのやり方では変えられるという希望も持てない。

しがらみがない人材が必要だ。

石丸伸二氏は都知事選は4年前から頭にはあったと会見で述べていた。

石丸氏の政策が発表できるか期待したいと思う。

今までは、離れた場所市長をなんとなく応援してきたわけだが、今回は自分事。

しっかり見ていきたいと思う。多くの都民に注目もしてもらいたい。

東京15区は、公職選挙法違反事件自民党を離党した柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴う補欠選挙だ。

クリーンな政治家を選ばなくてはならないが、混乱の仕方があまりに低俗である。

 

今回注目されたのは、言わずもがなとファーストの会副代表に就任しながら前回の参院選同様「無所属」で立候補した乙武洋匡氏だ。

混乱が低俗というのは乙武叩きがあまりに度を過ぎているからだ。

まず最初に、私は彼を支持しない。その理由はのちに述べるが彼を今回バッシングした連中は支持しないというだけでなく、人としての品位と人格に疑問を感じるレベルだ。

ネット上でリベラルを謳っていたフォロワー数が一定以上あるアカウントも同様のバッシングをしており目にあまる。

彼のプライベートな問題は8年も前で、しかも離婚しており彼が公の場で説明する必要など全くない。

しかも事実と異なる内容を選挙カーの上で説明しろとはあまりに馬鹿げている。何よりそんな事を実際すれば、彼の家族や元妻はどんな精神的被害を被るか当然予想できるのに、そんな暴言を垂れ流し、選挙妨害する輩は醜悪極まりない。

安芸高田市 石丸市長の言葉を借りるなら、「恥を知れ!」だ。

自称リベラルの政治活動をメインとするアカウントも同じだ。

彼の好感度が彼自身の私生活の事で悪いのは彼の問題で、第三者が私生活にクレームをつける権利は全くないし公の場で議論する論調などは馬鹿げているにも程がある。

今回の選挙で彼に関して語るなら、彼の政治的スタンスや政策に関して論ずる方が遥かに有益なのが分からない政治活動をメインとするアカウントは、自分達が自ら頭の悪さを印象付ける行為をしていると認識した方がいい。何よりやってることはネトウヨトロールと同じだ。

 

さて、私自身が乙武氏を前回の選挙同様支持しない理由だが今回は前回よりも反対の理由が増えてしまった。

彼の義足の活動など見てきて、応援したい気持ちがあっても政治家として、しかも国政に出るのであればきちんとしてほしい。

1つ、 無所属じゃないよね?

小池百合子率いる都民ファーストの副代表に就任してこのポスターでその詭弁は馬鹿にされている気にすらなる。

二期目を迎えた小池都知事は自民と連携する形を二階氏を通してしている。国政に関する事は自民と二人三脚だ。

国民民主玉木氏は自民と連立まで口にしたが、彼の年齢なら昔から自民が裏金だけでなく金の始末が悪い政党というのは昭和世代なら誰でも知っている。政権交代もされてるじゃないか。

だが裏金問題が大きなニュースになると突然野党に変身。自民の推薦が乙武氏の妨げになると玉木氏は言うが国民民主も同じだと感じた。

しかし、乙武氏に保守層の票を取り込む目算があるなら話は別だ。受けた推薦やポスターを見れば保守政党。しかも自民に頗る近い政党だ。

今まで多くの政治家がそうであったように、ほとぼりが過ぎれば自民と連携するだろうという予想は難しくない。

乙武氏もそうではないのかという疑念がある。何せその辺の記者の質問には答えないのだから。

しかも無所属を前面に押し出して?と考えると誠実なやり方とは程遠いと感じる。

 

2つ、政治的スタンスが曖昧。

これは前回の参議院選の時もそうだったが、今回も同様の理由から乙武氏を支持できない。最大の問題は有権者に対し大変不誠実なやり方。

前回はリベラル票を当てにしていたようで記者から憲法9条改正には頑なに答えなかった。

だが、テレビ局のアンケートにははっきり賛成と書いていた。

緊急事態条項に関しては、なんと災害、緊急時に必要と繰り返すのみ。家庭用ビニールプールより浅い私見を披露した。

緊急時の定義や人権の制限には一切触れず、人権に興味がないかという印象しか残らなかった。

今回は保守層票も取り込みたかったようで、前回そうした態度が仇となったのかネットには憲法改正反対派という根も葉もないフェイクが拡散され火消しに追われていた。私は憲法改憲賛成ですとツイートしたらしい。改憲をこれだけ保守政党が公に叫ぶようになっていて、参院選でも立候補したのに護憲派と勘違いされるのは一重に乙武氏が政治的スタンスを意図的に曖昧にした結果に他ならない。

今回の選挙では記者会見で野党与党問わず幅広く支援を受けると語るも、流石に記者からはそこに疑問を呈する質問が何度もされた。

当たり前の話だが、国政に関わるのなら自身の政治的スタンスを明らかにするのは当然だ。

しかも、上のポスターを見れば当選したら保守政党に移る気満々なのが伺える。

 

3つ、 国政で1議席の重さがわかっていない。

一人では何もできないかもしれないが、と言っているがその一票は国政では法案を左右する重要な議席だ。

自民、公明、国民民主、維新の会は9条、国会議員の任期延長など多くの憲法改正について言及している。

国会に行った議員の票で法案が可決される最もシンプルで重要な事がわからないなら、国会議員としての資質に疑問を持たざる得ない。

 

4つ、 弱者と選挙は相性が悪いって意味がわからないんだが。

乙武氏のいう弱者とは誰なのか?

障害者?難病患者?誰?

私は社会的弱者の中身を見ればそこで最も底辺にいるのは常に女性と子供だと思う。

子供達に選挙権はないが、彼らはそう遠くない未来成人となる。子供達には親がいる。

そして人口の半分近くは女性だ。

また、日本社会において、女性が大変理不尽な状況にある弱者である確かな事実だ。

先進国で最低レベルでもある。

地方でまともな仕事はほぼなく、東京に出てくるしかない。競争を勝ち抜いて入社しても男性と比べられないどころか生計を立てるのもどうかという給与格差。結婚して子供ができ、シングルマザーにでもなったら貧困生活まっしぐらだ。

被災地では健常者でさえ避難所で身の危険を感じる人は多かった。

何をもって弱者の声を国政に届ける事を重視する人々と選挙の相性が悪いと言ってるんだろうか。

この国は権力者、金持ち、企業の声を届ける人達ばかりが与党議員になっている。決して相性が悪いとは思えない。

だから私は、彼の言う弱者とはどこの枠で、どのように線を引いたどんな人達なのかと疑問が湧く。

 

5つ、 都政の政策コピペで、だから無所属乙武の政策が何も見えない。

選挙のために、ホームページを開設した乙武氏だが会見の時言っていた事が全く見えないホームページの構成。

その上、弱者のためにの部分が一文も見えないんだが。

しかも具体的政策が全く見えない。XでYouTubeに何をしたいかあげたとツイートという見出しを見たが、私は前回参院選でここでしている批判と同様の批判をあげたせいでブロックされている。選挙前に彼のツイッターを訪れた事はなく、選挙に立候補して少しして政策を見たいとXアカウントを覗いたらばブロックされていた。河野太郎君のように政治家が公務で得た情報をSNSアカウントを利用し発信する場合、恣意的に国民をブロックする事はアメリカでは違法行為であると、トランプ元大統領を相手取った裁判で確定済みだ。アメリカではこうした行為は言論の自由を担保する国の憲法に違反しているという判決が出た。既に乙武氏は自民党議員と同じ印象しか持てない状態になっている。

 

つまりは、

一見リベラルのフリをして票を集めようとする行為は著しく有権者の利益を損ねる行為で、大変不誠実だ。

同様の理由で自民との連立を口にして離党者まで出したのに総括もせず突然野党スタンスに切り替えた国民民主党を1ミリも信用しない。

以上の理由から今回も乙武氏が国会議員になる事に反対だ。

その手の政治家はもうたくさんいるのだから。

それに日本社会の弱者が見えていないように私には見える。乙武氏は色々な肉体的不自由を持った市民の目線で福祉や街づくりの視点を行政指摘するにおいては的確な人材だと思う。

ただ、政治はそれだけではないし、彼の政治家としてのスタンスや大きな政党との関係を見るにつけそれを堂々と語れないと言う姿に懸念しか覚えない。

一体誰の声を国政に届けようというのかが疑問だし、他の重要法案に関しどのような見解を持っているのか明らかにすべきだった。

あれだけ無所属をアピールしたのに、ホームページに無所属乙武の政策や視点はない。

公式ホームページには都民ファの制作のコピペで、乙武候補の訴えは一ミリも見えないのには流石に興醒めだ。

 

私は女性の声を届けてくれる女性目線の候補者がこの国にはもっと必要だと思う。

乙武氏のバックグラウンドを見ても、これだけ知名度があり、メディアの露出があり、一度はキャンセルされてしまうスキャンダルを経験しても、こうして大きな政党や現役国会議員が応援に駆けつける。乙武氏は社会の弱者だろうかと思うことすらある。

 

女性の候補を求める理由は単純だ。女性というだけで、この国ではまともに生活費が稼げない。

地方では女性というだけで、仕事すら見つからない。かくいう私も女性というだけで、仕事に就けなかった経験がこの国ではある。

ある業界では学歴も実績も同年代の男性よりあるのに、給与が半分などというのも見た事がある。

理系、物理、エンジニア系の仕事では日本企業で女性が活躍できる場はほぼない。

地方では10%行くか行かないかの女性の議員の数。

国会議員に占める女性の割合は、衆議院10.1%。参議院では20.7%

投票するならリベラルな女性議員って方がまだ政治に希望ができるというものだ。

 

最後に、

週末の乙武氏の街頭演説。私には何も響いてくるものがなかった。

彼のホームページにある7本柱は都民ファーストの完コピペ。

しつこいようだがなぜ無所属?!

政治と金や減税にフォーカスしているが、高齢化や少子化は国の問題でなく江東区の抱える現実でもあるがこの区の問題に触れていない。
 
乙武候補よ、江東区の昨年の選挙で江東区市民は以下の事に興味を示していることが選挙ドットコムの調査でニュースだったのをご存知か?
給食無償化をせっかくホームページに上げているのに、江東区民の要望はやっぱり興味なし?これも演説で全く触れていない。
 
高校どころか大学無償化くらい言及しないと江東区に興味すらないかと取れないかい?
アピールポイントだぞ。
自分のホームページに何が書いてあるかご存知なのだろうか?
 
赤ちゃんポストあれだけニュースなったけど、リベラルっぽくしてるのに興味ないのだろうか?
 
カジノのことなんて触れなくない?
 
東京都は神宮外苑の再開発を実現するために、今まであった条例の規制撤廃を許している。小池さんが隣いるんじゃ触れられない?
 
バリアフリーといえば
江東区の人達は地下鉄延伸に興味深々で、江東区鉄道駅総合バリアフリー推進事業ってのがあるんだが、そこすらスルー?震災が起きてバリアフリー必要なのは障害者だけでは高齢化社会という事態を考えればすこぶる容易に想像できるはずだ。
 
乙武候補の演説にはとてもリアリティーがないし、メインで訴えている事すら本気で考えているのか、実現するためにどうしたいの考えたのかという至極シンプルな事すら伝わってこなかった。

2022年参議院選挙で出馬した乙武氏が、今度は都民ファーストから出馬。東京15区。

ネットでは不倫騒動が蒸し返されているが個人的にはそこはもう終わった話。

それより政治家になるなら自分の立ち位置くらいは明確にすべきだ。自民との関係。過去自民から出馬を選んだ理由。

今回の選挙は自民の政治家の公選法違反事件 が確定したからだ。

また、どの政党の政策に賛成か見えれば、どのような予算の組み方を念頭に彼が政策を語っているか、有権者が知ることができる。

評価しないと言い続けた小池百合子氏の都政になぜ賛成するようになったかも語ってもらいたい。

語らない政治家はもういらない。

YouTube見ての感想と意見。

 

 私は基本に不倫は夫婦間の問題だと考えます.でも婚姻が続くいている中、不倫が続くというのは大きな精神的苦痛を伴侶、また不倫相手に強いるもので海外でも過去に政治家に対して批判があります。

個人的には当時、奥様が容認したという発言がテレビで放映されてたのはメディアで発言機会がない側に対して大変フェアではないし、女性の立場からは残酷だなと感じました。

乙武さんが知名度がある方で必要以上に叩かれて大変だったように、乙武さんのご家族も大きなインパクトが生活する上であったのではないのかと当時感じていました。

ただ6年も前の事ですし乙武さんに関する報道に関してはそれよりむしろ、その後の活動ではYouTubeでのインタビューや、自身の生い立ちを語る映像の方が記憶に新しく、また実際に障害を持つ人がどんな事に直面したのかを当事者から聞ける映像では我々が気づかない部分を多く知る機会となるインタビューやリポートのイメージの方が断然大きい。

コロナの間は義足のプロジェクトを拝見した際は、学生時代に義足の学友がいた事がきっかけそういった補助を使いこなす事がかなり努力の必要な積み重ねである事が知識としてあったので、ただただすごいなと脱帽だなという印象に変わっていました。

 

ですが出馬のタイミングや政策の発表の時期とその内容、また最大の疑問は無所属であったという事など候補者の乙武にはたくさんの疑問があります。

 今回の選挙に関し、私自身は現状乙武さんを支持しない立場です。

理由はいくつかあります。

 

 全ての差別の底辺には女性と子供がいます。障害者差別で女性の方がキツイとおっしゃっていた事を私は覚えています。

しかし6年前のテレビでの発言は当時やはり風当たりの強い立場にいた主婦であり妻の立場をテレビで代弁した行為は酷であったと感じています。何故なら相手にはテレビで発言する機会がない。

また、私は女ですので女性がこの国でお金を稼ぐのがどんなに大変か実感しているし、離婚が女性にとってどれほど社会的に不利益かも多くの例を周りで見ています。

私は、自身の経験や周りの女性を見て日本社会において女性がどれほどの弱者であるか理解をしている人に国政に行って欲しいと強く思っています。

 

 そして思想。また政策に関しては実現可能であるか、乙武さんの主張には疑問に感じる部分があります。

なぜなら政策には予算が必要だからです。

 

多くの議員政党が憲法改正を争点とし軍拡を掲げています。

乙武さんは相当リベラルな政策内容で、一見野党よりに見えてしまいます。

ですが実際のところ選挙では無所属で出ているからこそ、国会で最初にバリアフリーをやった、れいわの新撰組の対抗馬に実質なっています。

 

つまり野党票をとっていきます。

 

また、リベラルという事で無所属であるし、戦争反対の人が投票する可能性も大きい。

それでも、憲法改正、特に9条と自衛隊明記に詳細を示さないどころか全く触れないのは投票者にとってフェアでないと考えます。

 

そして、報道記者に対して選挙に勝ったらどこかの政党に行くのかという質問に行かないとは言えないと回答されていました。

実際政治の場に行ってみて決めたいといった趣旨の事をおっしゃっていましたが、では6年前の参院選は何故自民という事だったのか。

 

自民は軍事行動を可能にする法整備を粛々と進めました。自民の憲法改正が実現すると自衛隊は憲法に明記され正に国会、内閣、裁判所と同格の組織に憲法上位置づけされます。

自民議員は国産の武器とういう事で軍事産業という言葉も稲田元防衛大臣からネット上で発信されました。

動画でおっしゃっている通り政策には予算が必要です。

乙武さんが掲げている政策に矛盾があるか否かを精査するためにも軍拡や憲法に関する立ち位置を有権者に示す事が自民から立候補を一度は決めながら、今回無所属を全面に出し出馬される候補者の最低限の責任ではないかと考えます。

既に社会福祉は削られているのに消費税があっがている自民の政策をサポートするなら、

社会保障をメインとした政策メッセージ自体が怪しいものになると私は考えます。

 

当選してもすぐ変わらないとおっしゃるが、今回の選挙は特別で選ばれた人間の一票が日本の方向と大きく予算枠を変えます。

自民、維新、国民民主が憲法改正を争点にし、軍拡を掲げ予算GDP2%分をやるとする中、乙武さん自身も改憲賛成派です。

政治の仕事は財源なしに実現はできない。

また今は自民としてはGDP2%とという言い回しですが、安倍、高市、稲田のお三方は10兆円規模としています。

今後人口が下がる事が明確な中10兆円は軍事費と言うのですから、自ずとどこかが削られます。

純然たる消耗品の軍事費を赤字国債でするとう言う暴言すらあり、その場合は確実に子供達へさらなる増税が課せられます。

 

その意味で選挙期間がまだあるのですから9条、自衛隊明記の詳細に触れ、我々に乙武さんの政策が予算上可能であるのか精査する機会を有権者に与えていただきたい。

 

ちなみに、マイナンバー制度の最も大きな批判はセキュリティー問題です。

左派はマイナンバー反対というのはかなり乱暴な印象操作ではないでしょうか。

少し知識のある人間や海外の事情にを見てきた人間であれば分かっている事で、この問題を右左に問題に置き換えるのは大変遺憾でありその認識は国民に多大な不利益を与えるものであるとも感じました。

アメリカをはじめ個人情報を一元化している国で人生が回復できないようなダメージを与えるほどの問題は実際にありその被害数は大きく、アメリカの支援団体は1年間におよそ2万件もの電話相談が寄せられるほどです。

その内容はクレジットカードの無断使用から身に覚えのない借金や請求書と多岐に渡ります。

 

最近では役所のコンプライアンスのなさで市民の口座番号を含む個人情報が保存されたサーバーにUSBをさして認識できるようになっていた事件がありました。しかも役所の職員不在で勝手に役所のシステム、市民の個人情報にアクセスしデータがダウンロードできるという事が発覚した深刻な問題です。

これは何も市政の問題ではありません。データを統合するという事はデータセキュリティーを含めた運用のコンプライアンスが必要ですが明らかにそれを怠っている事が露呈した事件です。

いわば、マイナンバーは私から言わせれば最低限必要なセキュリティーを満たさない重篤なセキュリティーホールを抱えた見切り発車のシステムであるという事です。

その上被害が出た場合は回収不可能なダメージを国民に与えます。

 

 ツイッターを通じて質問をしたかったけれど、私は上に関連した投稿をした事でアクセスした事ない乙武さんのツイッターからブロックされているの事に気がづきましたので、もう更新していなかったブログで届かないであろう質問状をアップしています。

 

それにしても私のツイッターアカウントはフォロワーがいないアカウントといっても過言ではなくエゴサーチでもしなければブロックできないツイートでしたので驚きです。

 

 私は河野さんからはブロックされていませんが、河野さんのように政治家がツイッターを情報発信の道具に使いながら特定の人間をブロックする事は反対です。政治家が自分の意に沿わない国民を情報から締め出す事は全く好ましくない行為であると考えるからです。

反論されるのが嫌である、思想が異なる市民には耳を傾けないのであれば政治家は向いていないし、何よりツイッターにはコメントを受け付けない形で情報発信する方法があるのですから。

 

今回の選挙は日本を変える選挙です。自民党から立候補を決めた人物が憲法改正の詳細に言及しない事は有権者に対してフェアではありません。