2022年参議院選挙で出馬した乙武氏が、今度は都民ファーストから出馬。東京15区。

ネットでは不倫騒動が蒸し返されているが個人的にはそこはもう終わった話。

それより政治家になるなら自分の立ち位置くらいは明確にすべきだ。自民との関係。過去自民から出馬を選んだ理由。

今回の選挙は自民の政治家の公選法違反事件 が確定したからだ。

また、どの政党の政策に賛成か見えれば、どのような予算の組み方を念頭に彼が政策を語っているか、有権者が知ることができる。

評価しないと言い続けた小池百合子氏の都政になぜ賛成するようになったかも語ってもらいたい。

語らない政治家はもういらない。

YouTube見ての感想と意見。

 

 私は基本に不倫は夫婦間の問題だと考えます.でも婚姻が続くいている中、不倫が続くというのは大きな精神的苦痛を伴侶、また不倫相手に強いるもので海外でも過去に政治家に対して批判があります。

個人的には当時、奥様が容認したという発言がテレビで放映されてたのはメディアで発言機会がない側に対して大変フェアではないし、女性の立場からは残酷だなと感じました。

乙武さんが知名度がある方で必要以上に叩かれて大変だったように、乙武さんのご家族も大きなインパクトが生活する上であったのではないのかと当時感じていました。

ただ6年も前の事ですし乙武さんに関する報道に関してはそれよりむしろ、その後の活動ではYouTubeでのインタビューや、自身の生い立ちを語る映像の方が記憶に新しく、また実際に障害を持つ人がどんな事に直面したのかを当事者から聞ける映像では我々が気づかない部分を多く知る機会となるインタビューやリポートのイメージの方が断然大きい。

コロナの間は義足のプロジェクトを拝見した際は、学生時代に義足の学友がいた事がきっかけそういった補助を使いこなす事がかなり努力の必要な積み重ねである事が知識としてあったので、ただただすごいなと脱帽だなという印象に変わっていました。

 

ですが出馬のタイミングや政策の発表の時期とその内容、また最大の疑問は無所属であったという事など候補者の乙武にはたくさんの疑問があります。

 今回の選挙に関し、私自身は現状乙武さんを支持しない立場です。

理由はいくつかあります。

 

 全ての差別の底辺には女性と子供がいます。障害者差別で女性の方がキツイとおっしゃっていた事を私は覚えています。

しかし6年前のテレビでの発言は当時やはり風当たりの強い立場にいた主婦であり妻の立場をテレビで代弁した行為は酷であったと感じています。何故なら相手にはテレビで発言する機会がない。

また、私は女ですので女性がこの国でお金を稼ぐのがどんなに大変か実感しているし、離婚が女性にとってどれほど社会的に不利益かも多くの例を周りで見ています。

私は、自身の経験や周りの女性を見て日本社会において女性がどれほどの弱者であるか理解をしている人に国政に行って欲しいと強く思っています。

 

 そして思想。また政策に関しては実現可能であるか、乙武さんの主張には疑問に感じる部分があります。

なぜなら政策には予算が必要だからです。

 

多くの議員政党が憲法改正を争点とし軍拡を掲げています。

乙武さんは相当リベラルな政策内容で、一見野党よりに見えてしまいます。

ですが実際のところ選挙では無所属で出ているからこそ、国会で最初にバリアフリーをやった、れいわの新撰組の対抗馬に実質なっています。

 

つまり野党票をとっていきます。

 

また、リベラルという事で無所属であるし、戦争反対の人が投票する可能性も大きい。

それでも、憲法改正、特に9条と自衛隊明記に詳細を示さないどころか全く触れないのは投票者にとってフェアでないと考えます。

 

そして、報道記者に対して選挙に勝ったらどこかの政党に行くのかという質問に行かないとは言えないと回答されていました。

実際政治の場に行ってみて決めたいといった趣旨の事をおっしゃっていましたが、では6年前の参院選は何故自民という事だったのか。

 

自民は軍事行動を可能にする法整備を粛々と進めました。自民の憲法改正が実現すると自衛隊は憲法に明記され正に国会、内閣、裁判所と同格の組織に憲法上位置づけされます。

自民議員は国産の武器とういう事で軍事産業という言葉も稲田元防衛大臣からネット上で発信されました。

動画でおっしゃっている通り政策には予算が必要です。

乙武さんが掲げている政策に矛盾があるか否かを精査するためにも軍拡や憲法に関する立ち位置を有権者に示す事が自民から立候補を一度は決めながら、今回無所属を全面に出し出馬される候補者の最低限の責任ではないかと考えます。

既に社会福祉は削られているのに消費税があっがている自民の政策をサポートするなら、

社会保障をメインとした政策メッセージ自体が怪しいものになると私は考えます。

 

当選してもすぐ変わらないとおっしゃるが、今回の選挙は特別で選ばれた人間の一票が日本の方向と大きく予算枠を変えます。

自民、維新、国民民主が憲法改正を争点にし、軍拡を掲げ予算GDP2%分をやるとする中、乙武さん自身も改憲賛成派です。

政治の仕事は財源なしに実現はできない。

また今は自民としてはGDP2%とという言い回しですが、安倍、高市、稲田のお三方は10兆円規模としています。

今後人口が下がる事が明確な中10兆円は軍事費と言うのですから、自ずとどこかが削られます。

純然たる消耗品の軍事費を赤字国債でするとう言う暴言すらあり、その場合は確実に子供達へさらなる増税が課せられます。

 

その意味で選挙期間がまだあるのですから9条、自衛隊明記の詳細に触れ、我々に乙武さんの政策が予算上可能であるのか精査する機会を有権者に与えていただきたい。

 

ちなみに、マイナンバー制度の最も大きな批判はセキュリティー問題です。

左派はマイナンバー反対というのはかなり乱暴な印象操作ではないでしょうか。

少し知識のある人間や海外の事情にを見てきた人間であれば分かっている事で、この問題を右左に問題に置き換えるのは大変遺憾でありその認識は国民に多大な不利益を与えるものであるとも感じました。

アメリカをはじめ個人情報を一元化している国で人生が回復できないようなダメージを与えるほどの問題は実際にありその被害数は大きく、アメリカの支援団体は1年間におよそ2万件もの電話相談が寄せられるほどです。

その内容はクレジットカードの無断使用から身に覚えのない借金や請求書と多岐に渡ります。

 

最近では役所のコンプライアンスのなさで市民の口座番号を含む個人情報が保存されたサーバーにUSBをさして認識できるようになっていた事件がありました。しかも役所の職員不在で勝手に役所のシステム、市民の個人情報にアクセスしデータがダウンロードできるという事が発覚した深刻な問題です。

これは何も市政の問題ではありません。データを統合するという事はデータセキュリティーを含めた運用のコンプライアンスが必要ですが明らかにそれを怠っている事が露呈した事件です。

いわば、マイナンバーは私から言わせれば最低限必要なセキュリティーを満たさない重篤なセキュリティーホールを抱えた見切り発車のシステムであるという事です。

その上被害が出た場合は回収不可能なダメージを国民に与えます。

 

 ツイッターを通じて質問をしたかったけれど、私は上に関連した投稿をした事でアクセスした事ない乙武さんのツイッターからブロックされているの事に気がづきましたので、もう更新していなかったブログで届かないであろう質問状をアップしています。

 

それにしても私のツイッターアカウントはフォロワーがいないアカウントといっても過言ではなくエゴサーチでもしなければブロックできないツイートでしたので驚きです。

 

 私は河野さんからはブロックされていませんが、河野さんのように政治家がツイッターを情報発信の道具に使いながら特定の人間をブロックする事は反対です。政治家が自分の意に沿わない国民を情報から締め出す事は全く好ましくない行為であると考えるからです。

反論されるのが嫌である、思想が異なる市民には耳を傾けないのであれば政治家は向いていないし、何よりツイッターにはコメントを受け付けない形で情報発信する方法があるのですから。

 

今回の選挙は日本を変える選挙です。自民党から立候補を決めた人物が憲法改正の詳細に言及しない事は有権者に対してフェアではありません。