我が家には同じ物がたくさんある。

同じ物ばかり買って、無駄遣いだなって…ずっと思っていた。

(だって物がありすぎて、探し物に困るんだもの。)

母が施設に入り、鉛筆削りと消しゴムを頼まれて、父をつれて買い物に行った時のこと…。


父は同じ物を2個にしようか?3個にしようか?と悩んでいるのを見た。


私「頼まれたのは一つだよ。一つでいいよ。」


父「お母さんはすぐに物を無くしちゃうから、こまるといけないから〜」


あぁ。同じ物がたくさんあるのは、父の母への愛情の量だったんだ!

母がなくして、困らないように、同じ物を買っていたんだ。


なんだか、気持ちが温かくなった。

自分の親ながら、いい夫婦だなっと。

我が家の靴下もそう。

短い靴下、長い靴下、薄い靴下、分厚い靴下。

それはもう、たくさんある。

本当にたくさん!!


これも父の愛情。

まぁ、たくさんありすぎて、ついの靴下なくなって、右左違う靴下履いてることも、しばしばな所も今は可愛らしく思える。



ちなみに鉛筆削りと消しゴムは…。

「今は施設で管理してくれるし、一つでいいんじゃないかな。」

と父に話すと…。

「じゃあ、2個だけにするか!」

と一つは施設、一つは家に保管してあります。