ついに、ついにこの日がやってきました。

母の新しい施設への、正式な入所手続きです!

事前に「2時間はかからないと思いますよ〜」と言われていたのですが、そこはわが家。一筋縄ではいきません。

一緒に行った父が、まるで熟練の職人のように何度も絶妙なタイミングで話を中断させ、独自のトークを炸裂させるため、話が止まる止まる……(笑)。



結局、終わってみれば2時間半越えの大ロングランとなりました!

1. 豪華メンバーによる、愛のある面談

今回は本当に本格的で、次から次へと専門職の皆さんが登場されました。

口腔担当さん、理学療法士さん、栄養士さん、看護師さん、施設ケアマネジャーさん、そして相談員さん。



まるで「母の応援団」が結成されたかのような豪華な顔ぶれです。

前の施設では、毎日のように「困りごと電話」がかかってきていた母。

今日も何か耳の痛いことを言われるのかな……と、私は内心ちょっとドキドキしていました。

ところが。

どの担当の方からも、ただの一言も悪い話は出てこなかったのです。

2. 「困りごと」ではなく「意思の尊重」

母のちょっと個性的な部分や、今後困るかもしれないなぁという点についても、スタッフの皆さんは笑顔でこう言ってくださいました。

「お母様の意思を一番に尊重して、その都度、みんなで話し合いながら進めていきますからね」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなっていきました。



あぁ、この人たちは母の行動を「問題」として見るのではなく、「母らしさ」として丸ごと受け止めようとしてくれているんだ、と。

さらに、これまで私の大きな負担になっていた「身の回りの物や買い物の管理」についても、「これからは施設にお任せください。

娘さんの負担を減らしていきましょう!」と力強く言っていただきました。

3. 「娘」に戻れる日

手続きを終えて帰る道すがら、不思議なくらい心が軽くなっている自分に気づきました。

これまでは、自分が倒れそうになりながら「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と必死で介護のタスクをこなす毎日でした。

でも、これからはプロの皆さんが最強のチームで母を支えてくれる。

私の負担が減った分、これからはイライラしたりハラハラしたりせず、ただの「娘」として、穏やかで温かい目で母のことを見てあげられるような気がします。



あの時、勇気を出して環境を変える決断をして、本当に良かった。

お父さんの話は長かったけれど(笑)、家族みんなで大きな一歩を踏み出せた、最高に素晴らしい1日になりました。