我が心の香港映画監督アン・ホイ

好好拍電影

我が心の香港映画監督アン・ホイ

（2020年/香港/119分）

監督：マン・リムチョン

【しょうかい】

947年、中国人の父、日本人の母のもと中国に生まれたホイは、52年に家族で香港に移住。80年代以降、ツイ・ハークやパトリック・タムらとともに、香港ニューウェーブの旗手と称された彼女は、香港映画の発展に大きな貢献を果たしてきた。日本人の母との慎ましやかな日常生活、香港への思い、女性としての生き様、エネルギッシュな撮影風景、そしてシルビア・チャン、アンディ・ラウ、ホウ・シャオシェン、フルーツ・チャンなど香港、台湾、中国映画界の重鎮たちの証言から、アン・ホイの実像に迫っていく。（映画.comさんより）

【かんそう】

大阪アジアン映画祭2021のオープニング作品でしたね。

映画祭上映時の題名は『映画をつづける』でした。

アン・ホイ監督の作品は『桃さんのしあわせ』『黄金時代』くらいしか観たことがありませんが、このドキュメンタリーはそんな私でも楽しめました！

そう、映画監督としてのアン・ホイを深く掘り下げる！というより、アン・ホイという魅力的な人物を追ったドキュメンタリーといった感じでしたね。

だから楽しめたのかな。

豪快に笑い、時に厳しく、そして優しさを忘れないアン・ホイ監督。

映画を観ている時は『我が心の香港大阪のおばちゃんアン・ホイ』じゃないのか？と思うところもあったほど。

たくさんの監督仲間、俳優陣に愛され慕われてるんだなぁ…というのがよくわかる数々のインタビュー。