ミッドナイト・トラベラー | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

5600km!!

ミッドナイト・トラベラー

(2019年/アメリカ・カタール・カナダ・イギリス/87分)

 

監督:ハッサン・ファジリ

 

【しょうかい】

安住の地を求めてアフガニスタンからヨーロッパを目指す難民家族がスマートフォンで自らの旅路を撮影したドキュメンタリー。2015年、映像作家ハッサン・ファジリは、アフガニスタンの平和に関するドキュメンタリーを制作する。しかしその作品が国営放送で放映されると、その内容に憤慨したタリバンは出演者の男性を殺害、ハッサンにも危険が迫る。ハッサンは家族を守るため、妻と2人の娘を連れてヨーロッパまで5600キロの旅に出ることを決意。一家はその旅路を、3台のスマートフォンで記録する。様々な困難に直面しながら命懸けの旅を続ける彼らの姿を通し、故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を映し出す。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】


5600キロの旅!

あるサイトで見た日本列島南北間(最北端から最南端)の距離約2845km!

単純計算で約一往復の距離…

しかーっし!!

環境は日本と違って過酷で心休まることがない。

 

観ている私もしんどかったので、ご本人たちは言わずもがな…ですよね。

ただ、私はこの映画を観る前に偶然、NHKのニュースでこの映画を紹介しているのを見ていて、ご家族が、無事にドイツで生活されているというのを知っていましたので多少は観ているしんどさが少なかったかもしれません。

長女ちゃんの無邪気さがかわいらしかったのですが、もしかして、お姉ちゃん特有の親を心配させまいセンサーが無意識に働いてたんかもなーと思ったりしました。

また、奥さんもよく笑う方でそれにも少し救われたのですが、そのこと以上に ふっつーにしょーもない理由(若い女性にかわいくなったねーとか言わんとってイラッみたいな…)で夫婦喧嘩してたのが1番ホッとしたかもしれませんわ。

あと、ブルガリアでの難民排除の動きに「ひぃ…怖いぃ…」と思ったのですが、この映画を観た数カ月後に観た『東京クルド』というドキュメンタリーの中で、出入国在留管理局の人(だったかな?)が難民申請に来た方に「国に帰れば?」と言っていて日本にも表沙汰にならないだけで同じようなことあるんだなぁと思いました。

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし
 

 

2019.9鑑賞

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ありがとうございましたカメラ