ヨックモックさいこー!
くれなずめ
(2021年/日本/96分)
監督:松居大悟
【ストーリー】
高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに集まった。恥ずかしい余興を披露した後、彼らは披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代の思い出を振り返る。自分たちは今も友だちで、これからもずっとその関係は変わらないと信じる彼らだったが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
今回はちょっと(私の中の)順番を前後してこちらの作品の感想を。
2021年6月1日に鑑賞した作品です。
コロナ禍で2021年4月下旬から映画館が休館になり、映画館復活第1日目に観た作品です。(まだ休業中だったところもあったかもしれませんが)
私の手書きメモには「おかえり映画館!」と書かれてましたわ
さて、作品の感想です。
とても変わった、そして切ない青春映画でした。
まさに1日が終わりかけの、ぼんやりとその日を噛みしめるような「暮れなずむ」時間のような映画でしたねぇ。
彼らのような体験をしたこともないけれど、友人を偲ぶ気持ちは十分伝わってきました。
彼らが吉尾を大事に思うからこそ全員が同じ時間を過ごせたんだろうし。
ずーっとずーっと大切にしたい かけがえのない時間。
「過去を書き換える」ことなんてできないけれど、あのシーンは泣けましたわ
気持ちがちゃうやんね、1回目と2回目では。
だって…普段やったら二度と会えないかも、と思って別れませんもんな。
だからあれは前に進むために必要な儀式みたいなものだったのかな…
途中、何を見せられてるんだろ?と思わないこともなかったけれど
最後は、じんわりと余韻が残りました。
くうこのおまけ
エンドロールのspcial thanksに「いつかまた会える友達に」とあったのにもじーん…
うりぼう4つ:
2021.6鑑賞
ありがとうございました