おいら怪しい者じゃねぇんだ
ヒッチャー
(1986年/アメリカ/97分)
監督:ロバート・ハーモン
【ストーリー】
陸送の仕事をするジム・ハルジーは、シカゴからサンディエゴへと向かう砂漠地帯で、1人のヒッチハイカーを拾う。その男ジョン・ライダーは、ハンドルを握るジムの喉元にナイフを突きつける。一瞬の隙を見てライダーを車から突き落としたものの、その後も彼は執拗にジムを付け狙う。警察やウェイトレスのナッシュも巻き込み、事態は最悪の方向へと転がっていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
ヒッチハイクをしていたジョンを乗せたことから始まる恐怖。
ジョンを乗せた他のドライバーたちは殺されていくのにジムだけは殺されずに執拗に追いかけ回されます。
話の骨格はすごくシンプルなのに全く飽きないどころか目が離せませんでした。
ジムも最初はただジョンに背中を向けて逃げ回るだけでしたが、徐々にジョンの方に体を向けていくと共に、顔つきも変わっていったように思いました。
パトカーをジャックしたところなんて「あったまいぃー!」てめちゃくちゃ感心しましたが、あれ、咄嗟にできる所業じゃないと思うんだけど…
何かで見て知っていたか、経験してないと難しいんちゃうかな。
ただ二人だけの物語に添えられた花、かわいらしいナッシュ。
あの状況下のジムにとってホッとできる存在だったのではないでしょうか。
でさージョンさー
なんであんなにもジムに執着していたんだろうか?
しかも、あんだけしつこくて粘り強いんやったら、スポーツ選手とか研究者に向いてるんちゃうかな。
ええ方向に活かせてたら何かしらの立派な職人さんになれてたかもしれんよなぁ…と余計なことを思ったり。
ラストシーンはようやく…
ようやくの対峙でジョンもちょっと嬉しそう?
私も「ようやくやなぁ」となんだかホッとしたような…
とてもおもしろかったです!
ヒッチハイクって乗る方も乗せる方も怖いよなー
くうこのおまけ
ポストカードをいただきました
うりぼう4つ:
2021.1鑑賞
ありがとうございました