スパイ…
工作 黒金星(ブラックヴィーナス)と呼ばれた男
(2018年/韓国/137分)
監督:ユン・ジョンビン
【ストーリー】
92年、北朝鮮の核開発により緊張状態が高まるなか、軍人だったパク・ソギョンは核開発の実態を探るため、「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームの工作員として、北朝鮮に潜入する。事業家に扮したパクは、慎重な工作活動によって北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長の信頼を得ることに成功し、最高権力者である金正日と会うチャンスもつかむ。しかし97年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を懸けた工作活動が無になることを知ったパクは、激しく苦悩する。(映画.comさんより)
【かんそう】
ど…どれだけ楽しみにしていたことか!!!
大好きなファン・ジョンミン兄貴主演の映画が2019年夏に日本でも公開されると聞いて本当に楽しみでした!!!
そんなハードルを上げてもなお!!とてもおもしろかったー!!!と思える作品でした
…私が兄貴のファンだからかもしれないけど。
映画は90年代のお話ですが、たぶん今でもスパイ活動は普通に行われてるんだろうなぁ。
スパイになるには実生活もブロークンアンドビルドせんとあかんのねぇ。
なんとなく「そうだろうなぁ」とわかってはいたけれど、やはりあそこまで徹底的にやらんとあかんのですね。
この映画、パク(ファン・ジョンミン)の私生活がほぼ皆無で描かれていたのがよかったです。
また、上記に加え、アクションなどの「動」はなく、ひたすら「静」で緊張が続いていたのが物語に集中できた理由の一つかなぁと思いました。
そしてそして、北側のリ所長ね。
パクとは駆け引きの連続で緊迫した関係でありながらもお互い友情めいたものを少しずつ育んでいく過程がよかったです。
最後にパクを救ったのもリ所長でしたものね。
そんな二人のやりとりの中で、特に、パクがリ所長の自宅に招かれるシーンが大好きでした。
そーんなに豪華ではないと思うのですが、あの食卓にはリ所長の精一杯の誠意が表れていたように思います。
そしてネクタイピンを渡すときの少し照れた感じ。
最後まで緊張感が保たれていてハラハラドキドキしましたが、ほんと、観てよかったなぁ、と思いました。
ラストは胸熱でした!!!
くうこのおまけ
・腕時計が映るシーンが数回ありましたが、時間はいつも
「8:10」
この時間に何か意味があるのかしら??
・ディスコのシーンでチュ・ジフンとおじさまがダンスするところが少し映りますが、なんや、変なダンスでおもしろかったです。
90年代の北京のディスコであんなかっこいい音楽かかってたんやろか?!という疑問はあるけれど。
・将軍様出てきた時はびっくりしました!似てた~
※画像はお借りいたしました。
うりぼう4つ:
2019.8鑑賞
ありがとうございました