(2016年/韓国/94分)
監督:ユン・ガウン
【ストーリー】
いつも孤独だった小学4年生のソンは、終業式の日にたまたま知り合った転校生のジアと親しくなるが、新学期が始まると二人の関係が変わり始める。加えて両親が働きに出ているソンと、裕福だが決して幸せではないジアの家庭環境の違いもあり、彼女たちの間に少しずつ溝ができる。ソンは何とかしてジアとの関係を修復しようとするが……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
ネタバレありで感想書いています。
いやー!めちゃめちゃよかったです!!!
とてもリアルで小学生女子あるあるだったのではないでしょうか。
子どもの世界って学校での「友人」世界が90%以上占めると思うので、そうなるとソンはつらいよなぁ・・・と思いながら観ていました・・・が、意外とソンは言い返したりして強かったね。
でも、やっぱりあの状況はつらいよなぁ。
女子のいじめなので「えげつないなぁ」と思うこともあったり。
そんな中、母親の力強い愛と存在はソンにとって救いだったと思います。
そして弟が発するあの「いつ遊ぶの?」の一言!!
これがソンを大きく変えましたね~
冒頭に出てきたドッジボールのシーンと最後のドッジボールのシーン。
シチュエーションは同じなんだけど全然違っていたのに驚きました。
目線のクロスがよかったです!!
くうこのおまけ
監督さんのお名前、どこかで聞いたことあるなぁ・・・と思ったら・・・!
何年か前に京都国際子ども映画祭で「もやしのおつかい」という短編が上映された監督さんで京都にも来てくださっていました。
その時、いろんな監督さんたちとの合同トークで好きな監督は
「是枝監督」
とおっしゃっていたので、今回の撮影方法などをネットなどで読みましたが、「なるほどねー」と納得でした。
サインもいただいたのですが、差し出した紙の隅っこの方にちっちゃくちっちゃく書いてくれました。
もっと大きくてよかったのに
きっと控えめな監督の性格ですね
うりぼう5つ:
2017.10鑑賞
ありがとうございました