(1982年/アメリカ/115分)
監督:スティーブン・スピルバーグ
【ストーリー】
地球に取り残された異星人と子どもたちの交流を描いたスティーブン・スピルバーグ監督による大ヒットSFファンタジー。アメリカのとある森に、地球の植物を調査するため宇宙船が飛来する。人間たちの追跡が迫り、宇宙船は逃げるように飛び去りが、その際に1人の異星人が取り残されてしまう。森のそばに暮らす少年エリオットは、その異星人と出会い家にかくまう。兄と妹を巻き込み、E.T.と名づけた異星人と交流を深めていくエリオットたちだったが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
というわけで先日感想を書いた『すばらしき映画音楽たち』にも出てきた『E.T.』でございます!
今年の「午前10時の映画祭」で上映されていたので、絶対観たい!!と思い、劇場へ。
がっつりネタバレ感想です!
すっごいド真ん中の席を予約していらっしゃる方がいて気合マンマンやなーと思っていたのですが後半クライマックスの時にトイレに立たはって「はよ!!はよ帰ってこんと!!これから一番ええとこやん!!」と他人ごとながらハラハラしましたわ。
すぐ帰ってきはったから一安心!でした。 ←映画に集中しろーわたしー
もう・・・
どんだけ泣いた??
タオルで口を押えていたのにも関わらず、」ちょっと「ヒヒック・・」て言ってしまったほどに泣きました。
初見じゃないのですが、観たのも遠い昔だし、しかもその時はこーんなにも泣かなかったように思います。
出会った時のエリオットとE.T.
エリオットはE.T.を怖がらせないように必死でどーでもええこと(おもちゃの説明)を話し続けます。
これがすごくリアルで好きなシーンのひとつとなりました。
わかる・・わかるよ。
距離縮めたいよね。
仲良くなりたいよね。
そうしてエリオットとE.T.は交流を続けるうちに気持ちも体もシンクロしていきますが、その様子もとてもおもしろく描かれていましたし、後半の重大な場面にとても活きてたなぁ~と思いました。
E.T.が捕まってしまった時、エリオットは必死に叫んで抵抗するのですが、これ!!これこれ!!
私が求めていたのはこれよー!!
『ホワイトゴッド』でも『ダンボ』でも目の前で自分の大切な友達(犬とか象)が虐げられているのにどこかあっさりしていたこどもたち。
大人を前にして無力なのはわかるけどこんなもんなのかなぁ・・・と思いながらもどこか寂しく思っていましたが、今回、エリオットの必死のパッチを見て「そうやんなぁ」と一人満足してました。
そしてE.T.を宇宙に帰そう大作戦にはエリオットの兄弟たちも大活躍!!いい兄弟でしたねぇ~
お兄ちゃんもエリオットをいじめるだけの存在かと思いきや!!
とっても頼りになるお兄ちゃんでしたし、妹もがんばったよね!
妹はちっちゃいから黙っていられないからさーハラハラしたよ・・・。
皆と仲良くなったE.T.は犬とも仲良くなってたねー
そして最後にはE.T.自身のがんばりもありますが、エリオットたちの協力をも得て宇宙との交信を成功させて帰ることになります・・・
が!!
も・・・もう・・・
ここが大号泣ですわ。
E.T.がですね。
エリオットに言うんですよ。
「いっしょに・・・行こう・・・」
って。
「行けない」と答えるエリオット。
そして次はですね。
エリオットがですね。
E.T.に言うんですよ。
「ここに残ってよ。一緒に大きくなろうよ」
っかー!!!
一緒に大きくなろうよってーーーーーーー!!!!!
もう完全に同じ年の友達と思ってるよねーーーーー!!!!!!
ほんとにほんとによかったです。
しかもスクリーンで観ることができて本当によかったです。
スピルバーグすごいなぁー
くうこのおまけ
・自転車が飛ぶシーンは音楽効果もあってやっぱり胸熱!!
・ハロウィンの日にエリオットたちはE.T.にシーツをかぶせて妹が変装していると見せかけて交信のために山に連れて行くことにします。
街に出ると、仮装をしている人がたくさん!!
その中に、ヨーダの仮装をしている人が!!!
そのヨーダを見たE.T.が
「home...home...」
と、フラフラフラーッと近づいていくのですが、その様子がとてもかわいらしくて笑ってしまいました。
しかもE.T.はヨーダを宇宙人ってちゃんと認識してるんだねー!!!
でも、それだけホームシックになっていたってことですよね・・・E.T.
・こちらは妹ちゃんの人形と化していたE.T.
かわいいね
※画像はお借りしました
2019.5鑑賞
ありがとうございました