ブリグズビー・ベア

素直がいちばん！

ブリグズビー・ベア

（2017年/アメリカ/97分）

監督：デイブ・マッカリー

【ストーリー】

赤ん坊の頃に誘拐され、偽の両親のもとで彼らが制作した教育番組「ブリグズビー・ベア」だけを見て育った25歳の青年が、初めて外界に出たことから巻き起こる騒動を描いたコメディドラマ。外の世界から隔絶された小さなシェルターで、両親と3人だけで暮らす25歳のジェームス。子どもの頃から毎週届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」を見て育った彼は、現在はその世界の研究に没頭する日々を送っていた。そんなある日、シェルターに警察がやって来て、両親は逮捕されてしまう。これまでジェームスが両親だと思っていた男女は、実は誘拐犯だったのだ。ジェームスは生まれて初めて外の世界に連れ出され、“本当の家族”と一緒に暮らすことになるが……。（映画.comさんより）

【かんそう】

まず受付で「ブリグズビー・ベア」って言えるかどうかが難関でしたが、練習したおかげで無事間違わずに言えました！

油断したら「ぶりずぐびー」とか言いそうだし。私・・・。

さて、映画の方ですが優しい映画でしたねぇ。

出てくる人たちも作り手の目線も。

主人公は「誘拐されて監禁されてました歴25年」のジェームズ。

でも、（偽）両親との関係は良好そうだし、悲しい感じもなく、彼は毎週届く「ブリグズビー・ベア」のビデオに夢中！

そんな彼も（本）両親のもとに帰る日がやってきます。

ちょっと『ルーム』が頭をよぎったのですが、あんな風に外の世界に触れてからのジェームズは苦労するんじゃないだろうか・・・と。

しかし、初めての世界、初めての人々・・・に影響されるどころか、彼の素直さとピュアな情熱は逆に周りに影響を与えていったように思います。

みんないい人だったしねぇ。

スペンスとの交流もよかったし、昔演劇をやってたんだ！という刑事さんもとてもよかったわぁ～