しゃんはーい
上海 支那事変後方記録
(1938年/日本/77分)
監督:亀井文夫
【しょうかい】
亀井文夫が監督した戦争ドキュメンタリー。戦争高揚映画として製作されたが、当時の上海を公平かつ冷徹な視点で描いており、本作に続く「北京」「戦ふ兵隊」と並び亀井の記録映画三部作と呼ばれる。松井翠声がナレーションを担当。 第二次上海事変で廃墟と化した上海。カメラは前線ではなく「後方」を記録することにより、主に一般市民からの目線で戦争の爪痕、勝者と敗者、日本人と中国人とを描いている。(all cinemaさんより)
【かんそう】
とても興味深く鑑賞させていただきました。
まず、上海がこの時には既に立派な国際都市だったことに驚きました!!
特に中心部!
イギリス、フランス、ドイツ、日本などの租界がありそれぞれのお国の立派なホテルも立ち並び、各国のエリアに行くにはガーデンブリッジと呼ばれる橋を渡らねばなりませんでした。
ですが、爆撃を受けた街並みを見ているとやはり時代は戦争時代なんだなぁ・・・と思います。
このドキュメンタリー作成の目的が戦意高揚、プロパガンダ、だったらしいのですが、どことなくのんびりした雰囲気も漂う映像もあったり…
子どもたちと犬がかわいかったなぁ~
子どもは元気が一番ですな!
日本兵と現地の人がええ関係、みたいなところもありましたが、ほんまに仲良かったのかぁ?!という疑問が。
だって、現地の人たちの表情が…無…
あと、飛行隊の語りはやらせ?!感満載でした。
…やっぱり戦争無意味。
亀井監督の記録映画三部作があるらしいので、機会があればあと2作品鑑賞したいです。
くうこのおまけ
街並みの中に映っていた「喫茶トーチカ」「突撃めし」という看板が気になりました。
「突撃めし」ってどんなんやったんやろ・・・
うりぼう5つ: 勉強になりました!
2018.7鑑賞
ありがとうございました