(2017年/日本/157分)
監督:岸善幸
【ストーリー】
“前編”
2021年の新宿。かつて親に捨てられた新次は、兄貴分の劉輝を半身不随にした元仲間・裕二への復讐を誓っていた。ある日彼は、街でティッシュ配りをしていた吃音で赤面対人恐怖症の「バリカン」こと健二と一緒に、「片目」こと堀口からボクシングジムへ誘われる。新次は復讐を果たすため、バリカンは内気な自分を変えるため、それぞれの思いを胸にトレーニングに励む2人。徐々に名を挙げていく新次に対し、バリカンは特別な感情を抱くようになっていく。そんな中、新次はついに裕二との戦いに臨むことになり……
“後編”
ボクシングのプロデビュー戦を終え、トレーニングに励む毎日を送る新次とバリカン。宿敵である裕二との対戦に闘志を燃やす新次は、自分の父親の死にまつわるバリカンとの宿命を知ってしまう。一方、バリカンは図書館で出会った京子に初めての恋をするが、彼の孤独が満たされることはない。やがてバリカンは自身の殻を打ち破るべく、兄弟のように過ごしてきた新次との日常を捨てることを決意。戦うことでしか繋がることのできない2人の死闘の日々がはじまる。
(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
前編後編と分かれていましたが、前編を観て3日後に「早く観たいー!」と後編を観に行きました!
時間があればその日のうちに連続鑑賞したかったくらいです。
前編はスピーディなテンポで物語が展開され、新次と健二の出会いや二人がボクシングを始めるまで、をユーモアを交えて描かれていました。
新次と健二のイチャイチャ仲良い感じがとてもかわいかったなぁ。
あと、彼女になる女優さんが美人でなかったのがとてもリアリティあってよかったです。(褒めてます!)
前編は「青春」濃いめの物語という感じでした。
後編になると前編とは全く違ったテイストとテンポになり、新次と健二に徐々にスポットが当たり始め「二人」の物語、となっていきました。
でも後編は前編で投げかけられたものがちょっと中途半端に終わっている感じもあったり・・・
それでも最後まで引き付けられましたけど。
いやぁ~新次を演じる菅田将暉くんの表情や目つきが鋭くなっていくのが良かったわ~
かっこよかったよねー
前後編通して出てくる役者さん全員素晴らしかったのですが、特に高橋和也さんに釘付けでしたわー
ああいうクズチックな役演じるとほんとうまいなぁ~
うりぼう4つ:
2018.2鑑賞
ありがとうございました