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台湾萬歳
(2017年/日本/93分)
監督:酒井充子
【しょうかい】
台湾の南東部に位置する台東縣。台湾の原風景が残るこの地には、先住民族と漢民族系の人々が共存する。彼らの暮らしには、祈り、命への感謝、家族といった日本で失われそうになっているものが残されている。さらに漁場では、日本人が伝えた昔ながらのカジキの突きん棒漁が今も続けられていた。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
先日台湾のドキュメンタリーの感想を書いたので、続けて2017年に観た台湾ドキュメンタリー2本の感想記事を書きたいと思います。
・・・こうやって2017年の感想もちょこちょこ書いていこう・・という算段でございます。
さてさて、こちらは酒井監督による台湾三部作の最終章。
・・・とは言っても私は第2、第3部しか観ていませんが・・・。
この第3部は台湾・台東が舞台でした。
私も台湾に旅行したとき、台東を通り過ぎただけでしたが、車窓に流れる風景は海の青がキレイで山の緑がキレイで・・・という印象がありました。
舞台となった地域では先住民、漢民族が半々くらいで暮らしている、というところでした。
昔からの狩りの方法や漁の方法を今も当たり前のように続ける人々。
そういう姿を見ると「そうやんなー。昔々からここに住んでるんだよなぁ・・」と改めて感じます。
しかし彼らから日本統治時代の話を聞くと「・・・」
日本人ってば少数民族を山から追い出すわ、堤防作る、言うたらタダで働かすわ・・・
うぅ・・・
映画『セデック・バレ』も思い出しましたねー
当然ですがどの土地でも昔から住んでいる人々がいて、文化があって、習慣があって・・・
そんな事を考えさせてくれるドキュメンタリーでした。
くうこのおまけ
お正月に子供や孫から逆に年老いた両親(祖父母)にお年玉あげる習慣にびっくりしましたが、とある知り合いさんの祖父母が沖縄にいらっしゃって同じような習慣があると聞いて「へー!」とこれまたびっくりしました。
うりぼう3.5つ:
2017.10鑑賞
ありがとうございました