(2016年/日本/118分)
監督:瀬田なつき
【ストーリー】
吉祥寺で一人暮らしをする大学生の純(橋本愛)は、今は亡き彼女の父親の恋人だった佐知子(石橋静河)という女性を捜している高校生ハル(永野芽郁)に出会う。彼女と共に佐知子の行方を追うと、その孫トキオ(染谷将太)に遭遇。佐知子の遺品であるオープンリールテープを再生すると、彼女とハルの父・晋平(森岡龍)の歌声が。途中までしか録音されていないその曲を完成させようと純たちは奔走する。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
大阪アジアン映画祭2017クロージング作品でした。
監督もお若いですが、映画自体もヤングでフレッシュでキラッキラな映画でございました。
いやー
若い!!
若いわ!!
と、いうのがまず出た感想です。
もう・・・意味なく走るなんてあたいには無理だよおっかさん・・・
純もハルも常に走ってる!!
意味なく走れるのは若いから、だと思っております!
そしてあんな感じで3人がすぐ仲良くなれるのも若さゆえに、なところがあるんだろうなぁ、と思います。
橋本愛さん、永野芽郁さん、染谷将太さん・・・3人とも役にはまっててよかったです。
特に染谷君は出てくるだけで映画度がアップするような感じがします。
前半は等身大の若者の話で進み、お話自体もシンプルなので、もし、前半のテイストで最後まで進めば、ちょっと感じてしまった「中途半端」という印象はなかったかもしれません。
人も時間も交差交差クロスクロス!する後半はファンタジーなのかSFなのかよぉわからんかったのですが、それでも楽しかったし、嫌いではなかったです。
そういや結構辛口批評もネットで拝見しましたね・・・
確かにツッコミどころもあるし、ちょっと中途半端に感じてしまったりもしたけれど、メインの3人はよかったし、映画的だなーと感じる所もあったりでわたしは総じて楽しかったかな。
くうこのおまけ
・永野さん演じるハルはちょっと図々しいのですが、そういや「半分、青い」のスズメちゃんもちょっと似たところあるな・・・
・劇中のあの歌があんなにPOPになったらいくら「進化」でも「なんか違和感・・・」て言われるわな・・・
うりぼう3.5:
2017.5鑑賞
ありがとうございました