からっ風野郎 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

がんばった!! 

からっ風野郎
(1960年/日本/96分)


監督:増村保造


【ストーリー】

出所したばかりの二代目親分が映画館で働く女性と出会い互いに惹かれあうが、男は殺し屋に命を狙われ…。文壇の寵児・三島由紀夫を主演に迎えた、ハードボイルドで青春感漂う異色の恋愛ドラマ。(シネ・ヌーヴォさんより)


【かんそう】


若尾文子さんの特集で見逃した作品。


作家の三島さんが主演、ということでどうしても観たかったー!!



あと、観たかった理由が「サワコの朝」だったかな。


若尾文子さんが三島さんの話題をされていたから。




演技に苦労されていた


とか


三島さんにダンスに誘われたけれど三島さんがうまく踊れなかった




とかお話しされていたので、興味津々!!



あやや、ダンスの話の時に「天は二物を与えずっていうでしょ?」みたいな事言ってて笑ったよ。




いやー


三島さんがんばってはったよなぁ。



役者じゃないし、あの演技の感じは仕方ないとは言え、最後までよぉがんばらはったなぁ~と思いました。


いったん引き受けたんだから当然やん?と言えばそうなのですが、でも、この作品観たら「最後までよぉがんばらはったなー」って思ったんですよねぇ。。




ネットの記事ですが増村監督にもよぉけ怒られはったって読みましたで?


でも三島さんはご自身の事を認めて何も言わずに指示に従い最後までがんばったようです。






脚本にすぐにほれ込んで「これでいきまっしょぃ!」となった三島さん。

この脚本は元々石原裕次郎さんで撮るつもりで書かれたようですが、いろいろあってお蔵入りに・・・


それを三島さんの主演で、となったわけですが、うーん・・私には



暴力→接吻→暴力→接吻→暴力→接吻・・・



の繰り返しのように思えたのですが。




そんな繰り返しに思えるストーリーではありましたがラストシーンは目を見張るほどすごかった!!




三島VSエスカレーター




て感じでほんとすごかったー


このラストだけでも一見の価値はあるかもしれません。



一度、このシーンの撮影で大けがをした三島さん。


病人に運ばれ、入院し、怪我が治ってから再度撮影したというからこれまたびっくりー!


全然恐怖心など感じていないような三島さんでした!!




つっこみどどころ満載ではありましたが、三島さんが主演、脇を固める俳優陣の豪華さ、そしてあのラストシーン!!などなど見どころも満載でした。





クラッカーくうこのおまけクラッカー


三島さんってニヤって笑うとちょっと漫画っぽい表情になりますね♪



うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊

2017.4鑑賞

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ありがとうございましたお月様