(2016年/日本/96分)
監督:杉野希妃
【ストーリー】
山の奥深くで吹雪に見舞われた猟師の巳之吉(青木崇高)は、山小屋で仲間の茂作(佐野史郎)が雪女(杉野希妃)に襲われるのを目にする。雪女は恐怖におびえる彼に、口外したら殺すと告げると姿を消す。やがて、巳之吉はユキ(杉野希妃)という美女と出会って結婚し、娘のウメ(山口まゆ)に恵まれる。それから14年の月日が流れ、ウメは美しく聡明な少女に成長。幸せをかみしめる彼だが、茂作の親戚である幹生(松岡広大)が山小屋で不可解な死を遂げる。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
小泉八雲原作「雪女」を新たな解釈での映画化。
杉野監督作品だし、青木さん出てるし・・・と期待をしていたのですが・・・
うーん・・・
私の好みではなかったかな。
セリフが少なく、また映像で魅せ(ようとしてい)るシーンが多いので観る者の想像力をふくらませ、解釈をも委ねるような感じなのですが。
うーん・・・
もっと、ユキの狂おしいほどの感情を見たかったかなぁ。
夫に対しても娘に対しても意外とあっさりのような気がしたので。
・・・て、これもほんと私個人の勝手な意見なのですが。
ま、その辺は「さすが雪女だけあってクールなのね!!」ということにしておきます。
15年?くらいの時が流れる設定なのですが、登場人物の娘が大きくなるので、時の流れはわかります・・
もう一つ、私が感じたのは何か伝統的な儀式で使われる提灯!!!
儀式の場でも工場でも提灯の現代化が感じられて「あー、時が経ったのねー」と思いました。
最初は「火」でともしていたであろう提灯もラストの方では自動点灯になってましたからねぇ。
・・・て、これもほんまどうでもええことですね。すんません・・・
うりぼう3つ:
2017.4鑑賞
ありがとうございました