【松山善三 高峰秀子~夫婦で歩んだ映画人生】
鑑賞感想第3弾です!ラストです!
娘・妻・母
(1960年/日本/122分)
監督:成瀬己喜男
題名通り娘と妻と母の物語。
それぞれの立場をよく描いてるなぁ。
華やかな女優さんたち勢ぞろい!なのですがお話はどろっどろのゲスいお金の話でした。
原節子さんの風呂桶の話や、そうじきをかけている姿、ダンスしている姿とかがよかったです。
原さんは仲代達也さんとのキスシーンも!きゃぁ~
杉村春子さん演じるお姑さんは私も無理かも・・・
放浪記
(1962年/日本/123分)
監督:成瀬己喜男
林芙美子さん原作の「放浪記」
高峰さんは劇中ででんぐり返しをしていませんでした。←それは森光子さん!
今回の特集の中ではこのデコちゃんが一番好きかな。
ふみさん(高峰秀子)、イケメン好きだから絶対安岡さんを選ばないだろうなぁ・・
彼を選べば安泰なのはわかっているけれど、安泰になれば彼女のあそこまでのハングリー精神は出なかったかな??
ちょこちょこ食べ物が出てくるんだけど、何気ない食べ物だけどやけに印象に残っているなぁ。
今川焼、ゆで卵、おそば(←セリフだけだったかな?)、たい焼き・・・
今リメイクするなら尾野真千子さんなんていいんじゃないかしら?とぼんやり思ったり。
(1966年/日本/94分)
監督:成瀬己喜男
主人公・国子を演じるデコちゃんがまぁすごかった!!
子どもを事故で亡くしてから「杉山キヨ」に名前を変え、家政婦として子供をひき逃げした本人の家に乗り込みます。
THE☆家政婦のキヨ
彼女の妄想劇場も激しかったなぁ。
そこの5歳の子どもに妙になつかれてしまい、殺そうと思って乗り込んだのになかなか殺すことができず・・・
キヨ(高峰秀子)がその子どもに呼んであげる「わんわん物語」(←たしかこれだったと思う)の棒読み加減!!こわいわー
結局奥さんは罪にさいなまされて子供を殺して自殺。国子は無実の罪で逮捕。
「どうして他の人の言うことは信じるのに私の言うことは信じないんだよ!!」と叫ぶ国子。
・・・ごもっとも!
ラストは「横断中」の旗を持って必死に子供たちの横断をサポートする国子の姿がもう・・・
辛かったです・・・
以上この特集での鑑賞作品は10本でした!
2017.9鑑賞
ありがとうございました