くりぷときのぐらふぃー
大人のためのグリム童話 手をなくした少女
(2016年/フランス/80分)
監督:セバスチャン・ローテンバック
【ストーリー】
19世紀初頭に書かれたグリム童話に初版から収録されている民話「手なしむすめ」を長編アニメーション映画化。貧しい生活に疲れた父親によって悪魔に差し出され、両腕を失った少女は、家を出て放浪する。不思議な精霊の力に守られた娘は、やがて一国の王子から求愛を受けるが、悪魔が娘と王子の仲を引き裂く。娘は生後間もない子どもを連れて王宮を後にするが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
高畑勲氏の『かぐや姫の物語』をちょっと彷彿させるような(と、言っても私は観てないけど)絵の感じ。
クリプトキノグラフィー、という手法で描かれたそうです。
観ている時「線少なっっ!」て思いましたが、それが逆に想像力を膨らませてくれたように思います。
少女が聡明で強かったのがとても魅力的でした。
特に子どもができてからは「母は強し」でしたね。
そりゃ悪魔も諦めきれへんかもなー
彼女が流す涙や血は彼女を強くし、悪魔はますます彼女に近づけなかったですよね。
で!
悪魔もあんなにしつこかったわりに最後は意外とあっさりだったのがなんだか拍子抜け…
うりぼう4つ:.
2018.11鑑賞
ありがとうございました