ベトナムー!
2018年10月6日〜10月19日に大阪のシネ・ヌーヴォさんにて開催されました。
選出された10本に加え、招待作品やスペシャルフィルムなどを合わせて合計13本上映されました。
2018年一番通った特集でしたねぇ。
何とか10本鑑賞できましたが全部は無理だったわ…
ベトナム映画はなかなか上映されないし、今回は貴重な機会だったのでできるだけたくさん観たかったのですが。
初日プレゼントのビールは先着72名さままで。しっかりゲッツ!ぃぇぇぇぃ♪
では簡単に感想を…
The Rebel 反逆者
映画祭のオープニング作品。何でこれにしはったんやろ。おもしろかったけど選んだ理由聞いてみたいわー。
アクションに次ぐアクションでしたねぇ。ヒロインもクールビューティーで強くてかっこよかったです!相手役の男性も素敵でしたが、意外と声が高かったー
上映後に東南アジア映画史研究者である坂川直也さんのトークショーがあったのですが、こちらの作品はベトナムのアクション映画史を変えたと言われるそうです。具体的にどのような点が変わったのかは私にはわからず…
また、純粋に喜べる勝利ではなく、犠牲者多数の苦い勝利だった、ともお話しされていましたが確かにそうだったなぁ…と思いました。
そうそう、ヒロインのゴ・タイン・バンさんは監督さんやプロデューサーとしても実力発揮されてますよねー
あと、東南アジアの男性は声の高い人多い気がします。
言語の関係でそう思うのかな?
ひと夏の初恋
オープニングはすごく良くて青春映画好きとしてはとても期待したのですが、残念ながら私にはイマイチはまらず…でした。
かわいいんだけどねぇー
漂うがごとく
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すごく雰囲気のある作品でした。ヒロインがまだ大人になりきれてない年下の男性と結婚するのですが、友人(以上の感情を互いに持っているみたい)に使いを頼まれて行った先の危うい雰囲気の男性に惹かれていく…というお話。
なんであの男性と結婚したんやろう…って観ていると思うのですが男女の事は当人同士にしかわからんしな、といつも思うことなので、これ以上はつっこみませんが…。
でもやっぱり「なんでやろう」でしたわ。
作品全体的には視覚的にも聴覚的にも危うい雰囲気で、官能的なシーンには独特な音楽が流れ、終始アートっぽさを感じました。
ヴェネチア映画祭招待作品だそうでなるほど。
脚本はカンヌにも参加したことのある(私的には大阪アジアンで審査委員長を務めたことのある)ファン・ダン・ジー!!
焼いてはいけない
なぜか無料上映(整理券必要)
今回唯一のベトナム戦争を描いた作品。
女医さんの日記を元に語られる戦争の日々…
なのですが、この日記がアメリカ兵の手に渡ってからの展開も描かれ、想像していたストーリーとは全く違いましたが、とても良かったです。 .
モン族の少女 パオの物語
今回私が観た中で一番どっひゃーでした。
最初は少数民族の衣装を身にまとった少女が出てくるので、素朴な彼女の日常を描いた物語と勝手に思っていました。
ですが!!!
母が二人できぃの、ひとり失踪しぃの、またもうひとりの母も…
と、なんか不穏な方向に物語は進んでいき…
なかなかの「目が離せないちょっとスキャンダラスな昼ドラ感」がありました!!!
素朴な生活してるからってすべてが素朴なわけではないのね…(実話ベースだそうです)
少女から大人への過渡期特有の多感な心情を描いたものかとは思うのですが…外堀も本丸もおもしろかったです!!!
つづく…
2018.10鑑賞
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ありがとうございました