ブリキ・・
マジカル・ガール
(2014年/スペイン/127分)
監督:カルロス・ベルムト
【ストーリー】
失業中であるうえに、娘のアリシアが白血病で余命いくばくもないという過酷な状況に置かれているルイス。ある日、彼は日本製アニメ「魔法少女ユキコ」の大ファンである娘が、キャラクターのコスチュームを着て踊りたいと願っているのを知る。父親としてアリシアの望みをかなえるべく、高価なコスチュームを手に入れようと奔走するルイス。しかし、そんな彼の決意と行動が、元教師ダミアン(ホセ・サクリスタン)と心に闇を抱えている女性バルバラを巻き込み、悲愴な事件を招くことになる。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
※ネタバレしてますよん※
すんごい面白かったけど、なぁーんか変な映画でした。(褒めてますよ)
余命いくばくもない娘の願いをかなえるために失業中の父が大奮闘!
・・・と、一見ハートウォーミングなお話かと思いきや。
全然そんなことはなく。
最初から最後までローテンション、ドライな質感、殺伐とした雰囲気で物語は進んでいきました。
どんどんどんどん悪い方向に転がっていくんですよ。
しかも謎が多いのに、だからそれが物語をややこしくしとんねん!てなこともなくすごく引き付けられましたねぇ。
ふーむ、やっぱり変な映画でした。
あ。もちろん褒めてます!
ほんと最後まで画面に釘付けで目が離せませんでした。
最後もちょっと衝撃過ぎて
「・・・」
でしたわ。
あと、出てくる人物はアリシアちゃん以外は全然好きになれなかったなぁ。
アリシアの父、ルイスなんてほんまサイッテー!なんだけど脅迫しながらも「すんません」とか言うてるのが笑えました。
でもすんません・・ならやめておけーぃ!
また、アリシアちゃんに衣装をプレゼントできたと思ったら浮かない顔されて「?」と思って調べたら
うぉー!まだステッキがあったんかーぃ!!
と落ち込む姿なんかも笑えましたけどねぇ。
しかもステッキの方が高い…
余命少ない娘のために・・・というのはわかるのですが・・・でもでもやっぱり私は受け入れられなかったかな。
うりぼう4つ:
2016.4鑑賞
にほんブログ
ありがとうございました