神さまがくれた娘 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

ニラーは韮ではございません!お月様という意味でーす

神さまがくれた娘

(2011年/インド/149分)

 

監督:A・L・ビジャイ

 

【ストーリー】

南インドの牧歌的な自然を背景に、6歳児の知能しか持たない父親と5歳の娘のあたたかな親子愛を描いたインド製ヒューマンドラマ。チョコレート工場で働くクリシュナは、6歳児程度の知能しかないが、正直者で周囲から愛されていた。やがて結婚し、娘のニラーも生まれたが、妻は他界。クリシュナは周囲の助けを借りながらニラーを育てる。しかしニラーが5歳になったある日、町の有力者で亡き妻の父が「子どものような親に子育てはできない」とニラーを連れ去ってしまい……。(映画.comさんより)

 

【かんそう】

 

第7回大阪アジアン映画祭でグランプリとABC賞をW受賞したこの作品がやっと、やっと、やーーーっと劇場公開されました!!!


オープニングで「劇場公開されてよかったな~」とまず涙。



 

『アイ・アム・サム』にインスピレーションを受けて作った、というこの映画。

 

「アイ・アム・サム」に負けないくらい愛情たっぷりの映画だったと思います。


 

インド映画特有の歌と踊りももちろんありますが、少なめです。



 

お話の方は、前半はのんびりとした展開で、映される風景ものどかで美しい自然が多く、本当にのんびりとした印象。


 

後半に物語の要がぎゅぎゅぎゅーっと詰まってます。

 

仲良く暮らしていた父と娘がむりやり引き離され、娘を取り戻そうと新人弁護士チームと共に戦うクリシュナ。


 

おいおい!それ、大丈夫かぁ?!な戦法で攻めていく新人弁護士。

 

確かにまともに戦って勝てる相手ではないけれど、かなり大胆!!!


 

ぐいぐい攻めてはいくんだけど・・・



 

最後の法廷での戦いが泣けたなぁ。


 

まずクリシュナが相手弁護士に娘の教育について詰め寄られるところが。


 

6歳の知能しか持たないクリシュナだとしても、相手の弁護士の言葉はかなり痛かったはず。

だって、クリシュナの子供への愛情は他の親同様、誰にも負けないくらいの愛だもの。

 

だからこそのあの決断だったと思う。




 

そして娘ニラーとの法廷でのやりとりが。


 

涙・・・哀
 



 

もー二人を自由にしてあげてーーーーーーー!!!と心の中で叫んでましたよ、わたくし。




 

クリシュナのニラーに対する深い深い愛情とそれゆえの苦渋の決断は、あの歳のニラーにはわからないかもしれないが、いつかは彼女にもあの時の父の愛と決断を理解できる時が来るんだろうな。


 

私はそう信じているよ。



 

最後はがっつり物語に引き込まれてまた涙。



 

ピュアな愛情があふれるとても良い映画でした!


 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

主演のヴィクラムさんは大阪アジアン映画祭にゲストとして来てくださってました。

期間中たまーにお見かけしていたのですが、見かける度にニコニコされていて大阪滞在を楽しんではる感じでした(*^▽^*)


 

うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊


 

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ありがとうございました☆