おしゃれ橋梁その4~最終回~ | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

昼食を食べていたときは太陽の日差しなんかも見えたのだが、出発する頃にはまた雨・・・
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次に向かうポイントは『八坂神社』


京都のではないけどねー(わかってるって?)



歩いていると雨も上がったり・・・でもちょっと降ったり・・・と遠足でいうと「両方の用意」みたいな天気だった。


田んぼの間の道をみんなでのーんびり歩き・・・



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途中「春だねー」と思わすつくしにもたくさんであった。

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だんなに「今日も今後もたのむし摘んでこんといてなぁ」と頼んだ。


つくしって食べることできるやん?だんなはそういうのすぐ取りたがるし、買いたがる。

自分で処理してくれるのであればいいが、いろいろ調べて作ったりするのは私なのだ。


もう・・・そういうの苦手・・・というか面倒なのが嫌いなのだ。

料理好きの人や何を作っても「おいしいね」と言ってもらえる人ならそんなことないと思うのだが、料理が苦手、というかまるで褒めてもらえない私にとっては苦痛の何物でもない。



母は山菜とか野草?とか大好きなので「(つくしの)はかまとか取るのは任せてあんたは炊くだけでええやん。簡単やで」というが、もう、キライなものはキライなんです!!!シネマド館-膨


ということで丁重にお断り・・・でも気持ちとしては断固絶対何が何でも拒否。




さて、八坂神社から約600メートル歩いたところで目的地の

『八坂神社』に到着!
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こじんまりとした神社で、何の神様が祀られているのかわからない・・・

目の前に道路を挟んですぐに草津線の線路がある。


ここは甲南町にあたる場所。

もうひとつ、水口町にも「八坂神社」があるけれど、そちらではございません・・・



ここでの目玉は何かといいますと・・・


こちらの奉納絵馬。




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こちらの絵馬は通常非公開になっているものなので、今回とても貴重な見学の機会である。


辻さんがまた見所を説明してくれた。


こちらの絵馬は開業を前にした試運転の様子が描かれているようで、当時の機関車や、客車、建設に携わった方たちが描かれており、敷設当初の様子を伝える資料として大変貴重なものだそうだ。



左半分には機関車が描かれている。
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ちょっとわかりにくいのだが、辻さん曰く機関車自体リアルではなく、大体の雰囲気で描かれている・・・そうだ。

ええやん!おおざっぱでステキやん。



機関士の服が真っ白で金ボタンらしきものが二つずつついていてとてもしゃれている。


また、客車座席からすぐに扉になっているのも特徴・・・かな?

私にはなんかロッカーみたいに見えたけどね。




右半分には工事に携わった方たちが描かれていて、名前も書かれている。

このお名前の数と、描かれている人物の数が同じなのでその人たちを描いているのだろうか?
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はっぴの後ろにはよーーーく見ると「工」と書かれている。

中にはかかとのある靴を履いている人もいたりするようだ。

そしてよーく見ると表情も結構豊かに描かれていて、なんだかほんわか気分になれる絵馬である。


それにしてもなぜに鉄道関係のものが神社に?!という疑問もあるが、こちらの記事を読むと「なるほどー」であった。


http://www.asahi.com/kansai/travel/ensen/OSK200904180047.html



このような資料というのは『官』の立場から描かれたものが多いのだが、この絵馬は『民』の立場から描かれたものでそういう点でもとても貴重な資料らしい。


現在は通常、絵馬の写真が飾られている。




これで今回の見所は全て見終わった。

今回、辻さんの説明でより深くいろんな風景や遺産を味わうことができたので本当に参加してよかったなーと思った。


約7キロの道程だったのだが、普段運動不足の私にとってはちょうどいい距離だったかもしんない。




このあと、甲南駅から電車に乗り、途中下車して私の実家へ・・・

4人で夕飯を食べ(水炊きだったのだが、ふきのとうの天ぷらやら、セリやらが出てきてだんなは大喜び。私はわざわざ買ったり、採ったりしてまでは絶対作らないからなー。)、やす駅にあるお風呂にゆっくりつかって大阪の家に帰宅・・・


長い1日だったが、心地よい疲れと満足感でぐーっすり眠れたわー。


両親も楽しかったようなのでまた機会があれば誘いたいと思ふ!



おわり