一歩でも1センチでも1ミリでも前進できるようにしたい・・・・
と、毎年年の始めには思うのですが、いきなり昨年を振り返り、個人的なランキングを発表してみたいと思います。
昨年は邦画の方が見た本数多いような気がしますわ。
でも、洋画、邦画合わせて見た本数はそんなに多くはないので、海外国内合わせてのランキングを発表♪♪
あ、リバイバルものもはずしています。
2009年くうこ映画ランキング
1位:スラムドッグ$ミリオネア
なんだかんだ言って躍動感やスピード感があって主人公も映画も前へ前へ・・・と進んでいくこの映画は、だらだらと過ごしている私には非常に刺激的だった・・・。
アカデミー賞獲った映画なので、あまり、こう、ランキングトップに持ってきたくないなぁ・・・と天邪鬼的に考えていたけれどもやっぱりあの時の私の心理状態に衝撃的な稲妻を走らせてくれたこの映画は1位になっちゃったね。
機会があればぜひ大スクリーンで観てみてください!!!
2位:空気人形
初めての是枝監督作品鑑賞・・・・
あのせつなさと透明感と悲しさと現実感がぐーーーっさり心に刺さった。
今でも思い出すとドキドキする映画。
人にはやっぱり人が必要。
3位:ミルク
今の私は・・いや、昔からやな。「小さな事」に対してアクションを起こす事さえも面倒と思う・・・
そんな私にとって「小さな事」からきちんと仲間のためにアクションを次々に起こしていくミルクの行動力、信念の強さというものは尊敬に値するものであり、感動するものだったわ。
4位:扉をたたく人
国際交流に片足をつっこんでる私にいろいろ考えさせてくれた映画。
5位:ディア・ドクター
何がウソで何が罪で何が悪いのか?!・・・と考えさせられた映画。
鶴瓶がとてもはまり役でよかったわぁ。西川監督の人間の心の奥の奥を見る力にも改めて尊敬・・。
6位:ウェディングベルを鳴らせ!!
ぶんちゃかぶんちゃ!クストリッツァ監督の『人生楽しもうぜー!』というメッセージが楽しくも皮肉にもがんがん伝わってくる映画。明るい気分にさせてくれるこの映画大好き!!
7位:ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
ちょっとどころじゃないんだけどさ。完全におかしいんだけどさ。
最初はクスクスだったのが、後半たたみかけてくるようなお笑い攻撃で本当におもしろかったわぁ。
8位:南極料理人
あまりにもゆるすぎて、あまりにも笑えてくる映画だけれども、一緒の食卓で一緒の食事をするという単純行為・・・これ、実は仲間や家族の「絆」をどんどん深めてくれるんだよねぇ・・・という大切な事を教えてくれた。
いやぁ・・・でも基本、笑える映画だったな・・。
9位:トウキョウソナタ
バラバラ家族を描いた話だけれど・・・今思えば結構怖い話だったなぁ・・・・
ここでも最後の方の食事のシーンが家族をまたひとつにさせてくれるような兆しを見せてくれているかのような感じがして「やっぱ食事て大切よなぁ・・・」と思ったものだ。
家で主婦(女性)がしっかりしているところはやっぱりたいていは大丈夫なんだね・・・と変なところに感心。
10位:ラースと、その彼女
ありえない設定だけれど、なんかホントにありそうな感じ・・。
「拒否」するのは簡単、でも「受け入れる」寛容な心を持つ、ということは実は難しい、ということを教えてくれたような気がする。
と、こんな感じにまとまりました。
また今年もランキングができるくらいにたくさんの映画を観に行きたいですな。