ゆるんゆるん | シネマド館

シネマド館

世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

予想以上におもしろかったなぁ・・・

あずきぱんだちゃぁぁぁぁ~ん♪



シネマド館-亀
亀は意外と速く泳ぐ


監督:三木聡

(2005年/日本/90分)


【ストーリー】

平凡な主婦・片倉スズメ(上野樹里)は、ある日スパイ募集の張り紙を見て、応募。活動資金500万円を渡され、スパイ生活を始めるが……。(yahoo映画さんより)


【かんそう】

観てみたいなーと思っていた映画が深夜にテレビ放送されていたので録画して観てみた・・・


いやぁ・・・予想以上におもしろかったよ。


監督は「時効警察」などで有名な三木監督。





最初から最後までストーリーも出てくる人もみーんなみーんなゆるゆるさん。



でも、単なるゆるゆるではなくてたまにいいこと言っちゃったりするのよ、この映画!!!

「そんな風に思えたら単調な毎日でも楽しくなるかもねー」と思えることを言ってくれたり・・・

なんか「つまんなーいつまんなーい」って言っている人に観てもらいたいかもしれないな。

何気ない毎日にもたくさんスリリングなこと、おもしろいことはつまっているもんだ。


この監督さんは普段から「何気ない日常」からおもしろいことを見つけるのがうまいのかもしれないね。

そして何でもない毎日が好きなんやろね。

何気ない日常が大好きでないとこういうところに目がいかないと思うもの。



そして、一応内容的にもキャラ的にもスパイの設定だというのにぜーんぶゆるゆる。

でもゆるゆるなんだけどたまに展開にドキドキしてみたり・・・・ちょっとさびしくなってみたり・・・・・


いろんな感情が自分の中に沸き起こっているのがわかる。



飽きることなくいい感じでストーリーがすすんでいく。




最初は「上野じゅりかぁ・・・・」とあまり上野さんが好きでない私は「うーん・・・どうかなぁ」と思ったが、このじゅりちゃんはぴったりだったし、ファッションも部屋の雰囲気もほんわかした彼女にとても似合っていた。


このうえのさんはよかったと思うわ。←えらそうに・・・




エンディングに流れてきた曲もとてもよくて「だれ?!誰が歌ってんの??」とエンドロールを見ていたら・・・


ほれ、ほれ・・・あの・・・・メロメロメロンちゃんみたいな名前の・・・ロミオとメロンみたいな・・・・


そんな名前の人たち(なのか、個人なのかわからんが)の「南風」という曲で、この映画にぴーーーーったりの曲だったわぁ。



ラストシーンもとてもすがすがしくてこのシーンで「あぁ、上野じゅりでよかったかも・・・」って再度認識したわ。←やっぱりえらそう。




この映画に出てくる登場人物全て愛すべきキャラクターなんだけど、個人的には要潤がとーってもツボ!!

彼ってあんな役者だったっけ???ナイスなキャラにナイスな演技!!じゅりちゃんとの掛け合いもよかったわぁ。



この映画・・・確かにゴールデンよりは深夜向きだな。シネマド館-思


DVDで十分だと思うので(作り手さんすみません)暇だし、DVDでも借りようかなーとレンタルショップにいかれた方などにお勧めです!!


うりぼう4つ:うり坊 うり坊 うり坊 うり坊