愛と感謝と人間性 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

今回のコロナ騒動は

地震や家事津波で

命や住処を失った

わけでもない分、

 

逆に「人間性」を

まざまざと見せつけられて

いると感じます。

 

あの人、今まで

さんざん

「地球を守ろう」

「弱い人を助けて

みんなで手をとりあって

仲良く」とか言ってたけど

 

いざとなったら

ニュースに一喜一憂、

政治家が悪いだの

あの人は自粛してないとか

誰かの愚痴や非難ばかり、

不安心配におぼれて

 

お金の心配ばっかり、

 

あなたよりもっと

困っている人がいるのに

全然、余裕がなくなって

本性、丸見え…。

 

先日、Aさんが

コロナの影響を受けて

困っているという話を

Bさんが

Cさんに話していました。

(AさんとCさんは

面識がない)

Cさんはすぐに

Dさんに連絡をして

(AさんとDさんも

面識はない)

Dさんはすぐに

Aさんのお悩みを

解決できるように

取り計らって

動いてくれました。

 

たまたま、

Cさんが

Aさんに会えたので

「先日は…」と

挨拶したら

Aさんはそっけない態度。

 

初対面だったし

そういう細かい

人のやりとりまでは

知らなかったかも

しれないし、

 

Aさんにとってみれば

コロナさえなければ

余計に手間が増えただけで

それほど大きな

取引だったわけでは

ないかもしれないけど

 

あ~、このAさん

こういう有難いご縁が

あっても

きっとすぐに

忘れてしまうんだろうなぁと

感じました。

 

感謝の薄い人は

いくら人から助けてもらっても

それに気づかないか

当然と思っているか

すぐに忘れてしまう人。

 

人から何かもらったり

親切にしてもらうだけが

ギフトではありません。

 

朝起きて

お日様が出てくること

 

蛇口をひねったら

水が出てくること

 

空気が吸えること

 

今日、命があること

 

健康に動ける

身体があること

 

布団で寝れること

 

文字が読めること

 

自分があって当たり前に

思っていることは

どこかの誰かが

今まで未来の子孫に

よyりよい暮らしや環境を

残すために

 

山を守って

木を植えて

ご飯をつくって

 

家をつくる技術、

服をつくる技術、

布団を作る技術を

弟子に伝えて

 

世のため人のために

役に立てるような

大人になるように

教育の制度、

水道設備とか、

ゴミの回収システムとか

を作って

 

みえないところで

誰かが

そうしてくれていたから

当たり前があるのです。

 

今までお店をやって

いた人は

 

コロナのせいで

経営が上手くいかない

わけでないです。

 

今まで自分には

才能があって

お客さんが

来ることが当たり前、

 

売れることが当たり前だと

勘違いしていたけど

 

実はみえないところで

誰かが口コミして

くれたり

上手くいくように

祈ってくれていたり

 

自分以上に見えないところで

働いてくれた人が

いたのに

その人たちに対して

感謝が欠けていたから

 

営業ができなくなって

自分のことしか

考えてないから

途方にくれるしかないのです。

 

今、磨かれているのは

「人間性」です。

 

今までは

分かりやすく

売りあげをあげたり

人をたくさん集めるとか

目に見える数字で

記録として

自分のやったことが

評価できる時代だったけど

 

人間性は

記録には残らないけど

(逆にマイナスのことの

ほうが多い)
記憶に残ります。

 

学歴でも経歴でも

肩書でもなくて

 

心の奥が

ほっと温かくなるような

そういう配慮や

気遣い、行動が出来る人が

時代を動かしていきます。