新しい部署に変わったと思って「家庭力」を磨くとき! | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

郡上の桜は

まっさかり。

 

八幡の桜が散ったあとも

桜前線は

大和→白鳥→高鷲と

北上していきます。

 

とても良い季節ですが

コロナの影響で

いよいよ保育園も

休園処置がとられるようで

 

仕事のあるお母さんたちも

大変です。

 

今まで子育てより

仕事をしている

自分に生きがいを

感じて生きてきた人などは

 

いきなり仕事できない、

行けない、となったとき

焦ったり

途方にくれるお気持ちは

よく分かります。

 

よっぽど自分が

働かないと

明日のご飯が買えないとか

家賃が払えなくて

住む家もなくなる、という人は

別なんですけど

(こういう人は

今、困っていなくても

早いうちに相談窓口へ

行くようにしてくださいね)

今までの貯えも

まぁまぁあって

旦那さんが

働いてくれていて

という人は

 

子ども小さくて

誰も面倒を看てくれる人が

いなくて

働けない、という人、

 

苦しい状況は分かるけど

 

でもやっぱりここは

スパっと気持ちを

切り替えたほうが

いいです。

 

今のこの状況で

「仕事が、仕事が」って

モードから抜け出せないなら

 

ひょっとしたら

それは「仕事中毒」に

なっていたかも。

 

お酒やたばこ、

薬物、買い物と同じです。

 

頭では辞めたほうが

いいと思っているのに

 

それがないと

心が落ち着かない状態。

 

子どもがまだ小さくて

家庭や親との

関係がとても大事な時期に

 

母親のあなたが

人生で一番大事なものが

仕事(お金)に

なっていたようなら

それは生き方が

「病的」になっていたかも。

 

仕事(お金)って

いっけん、悪いことでは

ないけども

 

実は中毒性の高い行為です。

 

いくら学歴があって

リーダーシップがあって

結果もだせて

お金をたくさん稼げる人も

 

自分と仕事の

バランスを崩して

仕事の比重が

大きくなってしまって

 

家庭の雰囲気が

悪くなってしまったり

 

まわりに信頼できる

人間関係が

崩れてしまったり

 

身体を壊したり

することがあります。

 

でも、

だからこそ

今までの生き方、

働き方を根本から

見直す大チャンスです。

 

何度も言いますが

私はとても仕事が

好きで

自分は一生、働き

続けると思っていたのですが

 

二人の子供を

産んだ前後3年間は

がっつり専業主婦を

していました。

 

旦那さんは毎日

帰りが遅かったり

出張ばかりで

家にいないことが多くて

ほとんど一人の「孤」育て。

 

毎日、同じことの

繰り返しで

まるで「修行」のような日々で

 

そのときは

自分は主婦は向いていない、

早く復帰したい、と

思っていましたが

 

あの、がっつり

やり切った時間があった

おかげで

 

逆に今、自分と仕事と

ちょうどいいバランスで

暮らしていると感じます。

 

もっとお金がないと不安。

 

もっと成功して

結果を出さないと

ダメな気がする。

 

この先教育資金とか

必要だし

もっと溜めないと。

 

何にもしないで

働いてない自分は

何の才能もなくて

ダメな気がする。

 

不安とか寂しさ、

自信のなさとかが

働くベースになっていた人は

 

いくら、もっと働けて

お金が手に入っても

たぶん根本的に

満たされることは

ないでしょう。

 

子どもが小さいなら

がっつり「お母さん」

やってください。

 

本当は自分の

お母さんに

「こうしてもらいたかった」を

しっかりやってください。

 

お母さんが家のなかの

ことに向き合って

 

ご飯作って

子どもとしっかり

遊んで

家の掃除して

お風呂に入って

規則正しく

 

家のなかを

安心できる居場所に

整えることをしっかり

できれば

 

どんな病気が流行っても

どんなに社会が

辛い状況になっても

 

心も体も

強く生き残れる人間に

育ちます。

 

良き人を育てることは

良き国を造ることに

つながります。

 

あなたが行かないと

会社がまわらない、と

思っている人、

 

あなたが会社に

出てくるから

その会社はその業務や

サービスを辞められないのです。

 

あなたが来れなくなったら

もう辞めて

違うシステム、違うやり方に

替えるだけなので

 

会社は痛くも

痒くもなんともないです。

 

あなたが会社の社長で

自分が働かないと

従業員に

お給料が払えないという方、

 

あなたが仕事を

たたんでも

その従業員は

すぐに失業保険をもらって

違う仕事を探すだけ

ですから

大丈夫です。

 

口では「この会社が

好きです!」って

言いますけど

 

3ケ月、お給料払えないよ、と

言っても「大丈夫です!

自分が誰かに借金してでも

ここで働き続けます」という人は

 

そもそもとっくに

独立してます。

 

いきなり働くモードから

いきなり家庭モードに

切り替えるのは

簡単ではないかも

しれないですが

 

「新しい部署」に

配置転換でもしたと

思って、

 

新しい部署の上司は

「子ども」

 

親子でネットで

動画見ながらできるような

趣味をはじめてみるとか、

 

普段は断るような

PTAの役員を

今のうちに

快く引き受けてみるとか、

 

今までほったらかしだった

ところに

花でも植えてみるとか、

 

新しい部署で

今までのあなたの

経験を生かして

世の中をよりよく

できるように

活躍してみてください!