”普通という言葉の危険性” | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

私の‘勝手に

植松さんブログシェア活動’が

功を奏して

もりのこブログを読んでくれる

ママさんたちにも

 

じわじわ植松ファンが

増えているようです。

 

いつか、一緒に

北海道に行って

ロボット一緒に作ろうね~。

ロボットなんて

一ミリも興味ないから

まったく作らないで

帰ってくる自信がある!笑

 

 

「普通がいい」って

よく聞きますよね。

 

「普通に、みんなと

同じように

病院で産めればいいです」

「母乳だけ、布おむつだけ、

食事とか、予防接種とか

こだわりなく

普通に育てられればいいです」

 

「普通に、学校にいって

普通に自立してくれて

普通に結婚して

普通に孫を産んでくれて

普通に親を安心させて

くれればいいです」

 

もう、いいかげん

頭使おうよ!!怒


今の世の中、

「みんなと同じでいい」なんて

選択肢は許されません。

 

自分で選んで

自分で決めて

失敗しても

誰も責任とってくれません。

 

学校行かないで

家で自由に過ごしている

子どもも増えました。

 

別に劣等生でも

心に問題があるわけでもなく

「学校」そのものが

時代遅れで

自分にあわないと

早々に気づける

賢い感覚の子が

「普通に」増えたのです。

 

別にブサイクでもないし

人間的に欠陥が

あるわけでもなく

 

結婚しない人も増えたし

子どもを適齢期で

産むことが

人生の目標、みたいな人も

ほとんどいなく

なりました。

 

だから、いくら

自分が結婚したいと

思っても

 

そもそも、自分の

「普通」と思っている

基準を「普通」と

思ってくれる

相手に出会いにくいので

今までの「普通」が

通用しません。

 

第一、結婚相手の親が

「普通さえ選んで

生きていれば大丈夫」という

思考停止のタイプの人間だったら

喜んで結婚してくれるような人は

いませんよ!

 

ああ、この親のところに

行ったら

考え方が古くて

絶対、理解してもらえなくて

苦労するのは
目に見えているから
結婚なんてまっぴら御免、って。

 

そういえば、

小学生のころ、

友達が「みんなもそうしているし、

普通はこうするよ」と

いうので

 

「普通って何?

そんなにえらいの?

自分の好きなことして

何が悪いの?」って

言い返したら

 

「そんなの知らない!

だって、それが

普通なんだもん!!」って

相手が怒っちゃって


しばらくしたら

「みんな」から無視されて

いじめられたことを

思い出しました。

 

「みんな」と一緒に

無理して同じことを

しなくてよくなって

すごい気楽だったんだよね~。

 

冬の寒い時に

外でドッチボールとか

なわとびとか

大嫌いだったし。

 

しばらくして

担任の先生が気づいて

「みんな」を叱っていたけど

 

そのあと、わざとらしく

一緒に給食食べたり

させられたけど

 

そんなの「みんな」の

本心じゃないって

分かってたし

「みんな」の仲でも

その子がいないところで

悪口言ったり

仲間外れがあったり

 

「みんな」は少しも

仲が良いわけじゃなくて

お互い嫌われないように

本音を隠して

人に「自分より上か下か」と

順位をつけて

付き合っているのをみて

 

本当にこの人たちは

馬鹿なんじゃないかって、

 

小さいながら

思ったことを思い出しました。

高校生くらいで

自分の好きがはっきり

分かっている子は

よっぽどですよ。

 

私は高校の普通科に

進学したこともあって

 

大学受験のときに

将来の自分の仕事を

意識して

進学先を選んでいる子は

とても少なかったです。

 

私は親から早く自立したくて、

 

資格と経験さえあれば

どこでも生きていけるような

働き方をしたくて

「看護学校」に行くことを

決めていました。

「普通」と言われる

仕事や会社で

上から言われるまま

何も考えずに

働き続けるなんて

絶対にできないだろうなぁと

直感的に感じていました。

 

親も看護師だったので

「あんたに看護師なんて

向いてない」と

言われていました。

 

確かに親の読みは

あっていて

そのあと、「助産師」になり

「針灸マッサージ師」を目指し

 

今は病院では働かずに

自分の生きやすさを

優先して

仕事をしています。

確かに「普通の看護師」どころか

「普通の助産師」も

「普通の針灸師」も

無理やったな。笑