そもそも、相談する人を間違えている | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

上手くいかなく

なると言うのは

 

最終的な結果が

失敗して

そうなったと言うより

 

すでに物事の

最初の時点で

ある程度、先が

決まってしまっている、

ということが

多いと感じます。
 

先日もある件で

Aさんから

「Bさんに聴かれて

教えて欲しい」と

相談を受けたのですが

 

その件に関して

Aさんに相談する時点で

すでに「お門(かど)違い」

 

(上手い表現ですね?
曲がる角を間違えると

道に迷って目的地に

たどりつきません)

私もその件に関して

この数年、自分でも

右往左往してきたし

他の人が苦労して

大変な想いをしているのを

何人もみてきましたから

 

どこで迷って

どこで困るかも

だいたい想像がつくのですが

 

最初に相談する人を

すでに間違えている時点で

 

「あ~、Bさん

絶対上手くいなかい

だろうなぁ」と

直感的に感じました。

 

同じような素人で

経験もなければ

人脈もない、

 

もうとにかく

見切り発車で

始めるしかないときは

誰にだってあります。

 

でも、たまたまとはいえ

「〇〇さんに聞いたら

△△さんを紹介してもらって

◇◇さんに会いに行ってきた」と

 

きちんと、その案件に関して

要点・要所・要になる

人物に会っている人は

やっぱり大きな失敗を

することもないです。

 

Bさんとは

なんの面識もないし

どこの誰をきっかけに

その件に取り組むことに

なったのか

知らないけど

 

絶対に関係者誰も

「Aさんに聴けば

分かるよ」なんて

言ってなかったと思う。

 

よりによって

Aさんを頼る時点で

 

「人の話を聴いてないし

とりあえず、なんでも

Aさんに聴けば

分かるだろうという

判断の甘さは


この件に関わらず
他のこと全般でも

人を観る目や

物事の筋をとらえる

力がないんだろうなぁ」と

感じました。

これは子育てや

起業にも

あてはまることで

 

逆に言えば

上手くいかない人は

肝心かなめな人に

会ってないし

相談してない。

 

例えば、

母乳育児に関して

ふつうの小児科の

お医者さんに

相談しても


赤ちゃんの体重を観て

少なければミルクを

足しなさい、としか

言いません。

少しでもたくさん

母乳をあげたいなら

相談するのは

地域で開業している

助産師です。

家を建てる大工さんも

木の椅子を作る

家具職人さんも

 

使っている材料も

道具も同じように

みえるかもしれないけど

仕事内容が
全然違うように

 

相談する人を間違えると

家が欲しかったのに

椅子を買うことに

なりかねない。

起業のことも

サラリーマンしか

やったことがない

旦那やママ友に

相談している時点で

正しい情報には

一生たどりつけない。

 

「裸足が健康」と

思い込んでいる人に

どこのメーカーの

冷え取り靴下がおすすめか

聞いても

知るわけがない。

 

で、冒頭の件に関して

Aさんは本当に

何にも関係なくて

(私に電話くれたときも

正直忙しいこともあって

ちょっとイラっとしていた)

ただ、「私よりも

祐里さんに聴くのが

早いと思って」って

電話をくれたのです。

 

Aさんはけっこう

やり手で

今までも色んなことを

やっていて

人脈もあるし

頭もいいし

行動力もあるのですが

 

そうやって社会的に

結果を出して

何かやり遂げていくと

言う人は

 

自分が全然知らなくて

関係ない案件も

 

きちんと「あの人なら

この件に関して

信頼できる

アドバイスをくれる」人に

ダイレクトで繋がります。

これは勘みたいな

要素もあるけど

 

でもやっぱり結果を

出していく人は

相談する人の

判断を間違えません。


じゃあ、お門を間違えない

人間になるには

どうしたらいいか?

目の前の人、

出会ったご縁を

大切にしてください。

 

会った人ひとりひとり

きちんと人の話を

聴くこと。

 

私は人と話すとき

メモなんて

とることは

滅多になくて

 

たいていその場で

覚えられるし

会ったことがない人や

目の前にいない人の

話をされても

そんなに混乱しないで

すむタイプなのですが


やはりなかには

話の筋道というか

物事の全体像を

を文字化したほうが

記憶に残りやすいタイプも

いるようです。

 

後から思い出すときの

ためにも

こういう‘お門違いタイプ’さんは

 

人に話を聴くときは

メモする癖を

つけるといいですよ。

今の人は勉強会や

セミナーとか

お金を払って聴きにくる人ですら

 

大事なことを話しているときに

「肚で聴いてない」

 

情報として耳にいれて

‘聞いて’はいるみたいだけど

 

分からないことがあっても

家に帰って検索すれば

いいや、

 

みんなの前で質問とか

するの恥ずかしいし、

 

今、決めれないから

また後でゆっくり

考えようって

 

その場できちんと

人の話を心の耳で

‘聴く’ことができない人が

多いです。

 

会った人ひとりひとりが

みんなお導きの神様だと

思って、

 

いただいたお言葉を

きちんと受け取るように

噛みしめて

肚におとしていれば

 

たとえ多少道を間違えても

必ず自分が人生で

成し遂げたい想いの

方向にたどりつけます。