開業して7年だってよ | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

毎年のことですが

6月1日はもりのこ針灸院の

開業記念日ですが

 

ゴールデンウィーク明けて

畑や養蚕の準備していると

見事に忘れます(*_*;

あんまり私にとっては

「何年目」って重要では

ないらしくて

 

今まで結婚記念日も

祝ったこともなくて

 

毎日毎日

お客さん

お一人お一人

 

治療にこれないけど

ブログ読んでるだけという方、

 

勉強会、イベントを

一緒に盛り上げてくださった

全国のお仲間たち、などなど

 

私のやりたいように

お仕事をさせて

いただけることに

ただただ感謝でございます。

 

基本的にもりのこ針灸院は

私一人しかいないので

オールマンツーマンでの治療です。

他の治療家に

変わることもないし

 

隣のベッドに知らん人が

寝とることもない。

 

待合室でも

滅多に一緒になることは

ありません。

 

ですけど、

本当、ここ最近

「ママ友と一緒」

「おばあちゃん、娘、孫と一緒」に

来てくださる方が

増えてきました。

 

高校の同級生で

しばらく会っていなかったけど

 

冷え取りやっていて

もりのこ針灸院に

通っている、という

共通点が分かって

急にまた一緒に

会うようになった

ママさんたちや、

 

最初は上の子の

妊娠中に通って

くれていたママさんが

 

下の子たちも

連れて一緒に

 

遊びながら

ケンカしながら

小児はりを受けてくれるように

なった3人兄弟もいて

 

私にとっては

何周年記念で

大きなホテルで

ドレス着て

盛大なパーティーをするより

 

涙が出そうになるほど

うれしくなる

光景です。



↑夏休み中の
うちの次男と

患者さんの子。

 

普段は学校で

会いませんが

夏休み中などはママの治療に

一緒に友達も

ついてきたりして

子ども会状態になります。

 

お灸をやったことがない子は

最初はとても

怖がっていますが

 

ちょっと年上のお兄ちゃんが

「気持ちいいよ~」と

受けているのを観ると

「自分もやりたい」と言います。

 


こないだ、ふと

なんかこの光景

みたことあるなぁと

思っていたら

思い出しました。

 

実家の母のそのまた

実家のおばあちゃんは

毎朝、家族全員に

お灸をしていました。

 

仕事に出かける前の

おじさん、おばさん、

いとこたちみんなに

居間で毎朝、もぐさをひねって

お灸をしていました。

 

たまに母の実家にいくと

お灸を受けている

おじさん達の横で

テレビを観ながら

 

「熱いの?大丈夫?」と

顔を覗き込んで

不思議そうにみていた

ことを思い出しました。
 

カリスマ的な

神がかった技術をもった

先生が一人で

治療院にこもって

黙々と治療をしている

針灸院もいいですけど

 

家族みんな、

友達みんなで

おしゃべりしながら

井戸端会議のあいまに

順番待ちながら

 

おばあちゃん的な存在の人に

あーじゃない

こーじゃないって

お手当をしてもらうのは

 

もりのこ針灸院ならでは

なのかもしれません。

「もりのこ針灸院」という名前は

5歳くらい子が

覚えやすいように

つけました。

 

お母さんは忘れていても

子どもが自分から

「もりのこさん行きたい」って

通ってくれる姿を

想像しました。

 

具合が悪いときに

病院行って

注射打って欲しい、

苦い薬飲みたい、

なんて言う子どもは

いません。

 

小さい子どもほど

本能的に

身体が楽に

最善の方法で

治す方法を知っています。

子どもだけじゃなくて

これから妊娠したい

お年頃の女性も

 

もうすっかり卒業して

更年期のお姉さんも

 

腰が曲がってきて

膝の痛いもっとお姉さんも

 

みんな「もりの子、地球の子」

 

森のなかで

命は生まれて

森のなかで

育まれ、癒され、

抱かれ、また還る。

森があらゆる命の

根源であるように

 

人間の自然治癒力を

目覚めさせ

傷を癒し

母のような無限の愛で

命を支える、

 

そんな治療院を

目指しています。

うちの次男は

赤ちゃんを寝かしつけるのが

得意で

大事な託児スタッフの一人。

次男も赤ちゃんのころ、

私が針灸治療を受けに行くと

こうやって治療院の

スタッフさんに抱っこされて

いました。

教えてないのに、

なんか知らんうちに
 

やってもらったように

自分もよその子に

愛を受け渡してる。