本当に吐き出したい‘肚の声’ | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

もりのこブログ

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私も3回の妊娠
(うち一回は流産)は

つわりで苦しみました。

つわりって

何を食べても

何にも食べなくても

ムカムカとすっきりしない。

 

「吐いていいなら

吐いて楽になりたい」

今だからあの時の

自分を振り返ることができるし

 

つわりで苦しむ人を

客観的に観ることも

できるようになってきたから

思うのですが

 

つわりは胃腸に原因が

あるのでなくて

身体がいつも緊張していて

頑張り屋さんの人が

ひどくなりやすい。

頑張り屋さんの人は

本音を言えません。

自分でも気づいていない

肚の奥に

本音をどっさりため込んで

います。

「本当は旦那さんに

もっとそばにいて欲しい」

 

「実家のお母さんに

もっと頼りたい」

 

「もっと私を

いたわって欲しい」

 

「上の子の面倒を

みて欲しい」

 

でも、

みんな忙しいし

 

こんなこと

頼ったら迷惑がかかるし

 

自分でなんとか

我慢して

のりこえなくちゃいけない…

 

つわりになったから

そう考えるのでなくて

 

もう小さい時から

いつも親とかまわりに

迷惑かけないように

 

甘えたらダメ、

頼ったらダメ、

私は一人でも大丈夫、

ってやってきた癖が

 

自分の肚の本音に

気づきにくくさせています。

 

頼ればいいのに

私のまわりは

みんな忙しいから

私は一人で

全部頑張らないと

いけないって

心に壁を作る。

 

つわりで吐き出したいのは

「肚の本音の気持ち」です。


時期がきたら

確かに勝手に

楽になります。

 

でも、

自分がどういうときに

さみしさを感じたり

腹がたったり

悲しくなるのか、

 

本当の自分に気づくための

大事なきっかけにも

なります。

 

実家のお母さんが

もう亡くなってしまったり

遠くにいて

頼れない人も

 

「仕方ない」って

思考停止する前に

 

「本当はあの時も

あの時も

私はお母さんに

そばにいて欲しかったな」

 

「お父さんでも

おばあちゃんでもなくて

‘お母さん’に

運動会や授業参観、

親子遠足も

来て欲しかった」と

口に出して

言ってみてください。

小さいころから

自分がそれを口にしたら

いけないような

雰囲気だった人ほど


吐き出したい

肚の声をため込んでいます。