岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
9月は雨続き
でしたが
ここ数日、ようやく
気持ちよい晴れ間が
続いている郡上八幡。
雨降りの間は
蚕にあげる桑を
一枚一枚タオルで
拭いてあげていたので
有難いです。
蚕は人間にとても
よく似ています。
室温、清潔に保ち
3時間おきに
桑をあげる。
助産師時代も
同じように赤ちゃんに
ミルクをあげて
環境整備を行って
いたので
何千頭いても
全然苦に感じません。
助産師の仕事と
養蚕の仕事の
大きな共通点は
いくら私が頑張っても
赤ちゃん産むのは
お母さん。
糸を吐くのは
お蚕さん。
私は一生懸命
最善の結果がでるように
自分の精一杯できることを
果たして
働くことは好きですが
自分の仕事の結果を
出してくれるのは
私ではありません。
自分はあくまで黒子。
「自分が輝く
仕事がしたい」というとき
自分が主人公に
なることだと
思っている人が
多いようです。
助産師や養蚕の
仕事に限らず
多くの仕事は
お客様や相手が
あってこそです。
そこを見失って
自分が認められたい、
自分が充実したい、
自分が満足したいと
なってしまっている人が多い。
起業するかたなど
自己肯定感とか
仕事に対する責任感や
リーダーシップは必要ですけど
お産のときに
取り上げる助産師さんが
変わりに
産んであげることが
できないように
その仕事の
主人公は誰か?
自分の与えられた役割を
しっかりやるしかありません。