助産師&針灸師の
加藤祐里です。
先日、あるかたと
一日ご一緒しました。
そのかた、
普段から
そうらしいのですが
不安が強くて
落ち着きがなくて
マイナスなことばかり
おっしゃいます。
で、よく観察したら
とても荷物が多いのです。
そのうえ
どこに何が入っているのか
よく分からない。
「ないと困ると思って」と
新しいものを
買って準備はしてくださるの
だけど
全然、いらないものも
ごちゃまぜになっていて
探す時間、
整理する時間、
片づける時間に
すごく労力と
神経を奪われます。
私も往診や
イベント出店などで
事前に会場の
様子もよく分からないところで
仕事をすることは
よくあります。
はじめての
仕事、
はじめての場所、
そういうときは
何があってもいいように
多めに準備を持って
いきます。
最初、場の空気に
慣れるまでは
ものをあっちに
動かしてみたり
こっちに置いてみたり
お客さんが来て
だいたいの流れが
できてくると
動線に無駄がないように
物を整理しながら
仕事がスムーズに
進むように
調整していきます。
私の性格、といえば
性格ですけど
料理しながら
片付けしていく
みたいな
料理の味には
直接は影響しない
かもしれないけど
「段取り力」が
あるのとないのとでは
仕事の美しさが
違います。
物が欲しい時に
欲しい場所で
ぱっと手に取れて
ほかに
邪魔なものがなく
スッキリしていると
仕事の質も
同じことをしている
だけなのに
コミュニケーションも
上手くいくし
事故やトラブルも
少なくなります。
部屋、
財布のなか
かばんのなか、
押しいれ、
車、
物、空間には
持ち主の心の状態が
あらわれます。
あれもこれも
興味があって
お金出して
手にれる前に
先に今、自分の
手元にあるものを
整理して
手放さないと
いくら良いものを
手に入れても
本当に腐っていきます。
低いエネルギーの
ところにには
低いエネルギーのものが
集まります。
持ち主が
寝てない、
いつもイライラ
欲求不満、
身体が冷えている、
エネルギーの低い
食べ物を食べている、
（いくら良い食材でも
料理を作る人の
エネルギーが低いと
食事のエネルギーが
下がります）
夫婦仲、親子
家庭のなかが
上手くいっていない、
何よりも
本当は自分が
何がしたいのか、
自分自身との
コミュニケーションが
上手くいっていない、
いつも誰かの機嫌に
振り回されて、
外側の評価や
価値観で判断して
自分の直感に
ゆだねることができない、
慢性的に
満たされない状態が
続いていて
ものを買うことで
一瞬は満足できるけど
でも、根本的な
問題は何も
変わっていないから
また次から次へと
欲しくなる。
せっかく資格をとったり
セミナーに出ても
腑に落とさないで
使いこなせるように
なる前に
また新しい
情報に飛びつく。
「宝の持ち腐れ」と
いうでしょう？
場（住まい）のエネルギーが
高くて
人の想い（不安・心配がない）が
よければ
シンプルな素材でも
発酵して
おいしくなりますが
腐ると悪玉菌が
はびこって
せっかくの食材を
無駄にします。