大事な人をおもてなしするような気持で丁寧に暮らす。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


どんな小さな仕事であろうと

「お金をもらえるから」


「自分が認められたいから」


「すごいと言われたいから」


頑張るのでなくて


「逆に自分がお金を

はらいたくなるくらい」


「やらせていただけて

有難い」


「この仕事をして

喜んでくれる人の

顔が思う浮かぶ」


気持ちで取り組むと

氣の高い

仕事になります。

そんな氣もちで

作られた料理を

食べた人は


元氣になりますし


そんな気持ちで掃除した

場所にいけば

そこにいるだけで

すがすがしい気持ちに

なります。


おととし、郡上八幡に

皇太子ご夫妻が

視察にいらっしゃいました。


ご夫妻がお食事を

されたレストランで

たまたま知人が

働いていて

教えてくれたのですが


情報が公になったのは

数か月前ですが

実は1年以上前から

準備がはじまっていて


毎週のように

県の役所の人や

警護の関係者が

打ち合わせにきて


そのために改装して


スタッフも全国から

精鋭のサービスマンを

集めて

入念に入念に

支度をしたそうです。


町全体も

皇太子さまが通られる

道にはプランターひとつ

置かないように

お達しがでて


レストランのすぐ横を

流れる

小さな用水路の川底まで

ブラシで磨いて


町中がまるで神様を

お迎えするような気持で

ゴミ一つ落ちていないように

町中をピッカピカに

しました。

なかには

準備で大変だった

人もいたでしょうが


ほとんどの人が

お金をもらえるわけ

でもなく

褒められるわけでも

なかったけど


「ひょっとしたら

うちの前ににも

皇太子さまが

通られるかもしれない」と

思えば


玄関先の

いらないものは

捨てたり


役所の人間でなくても

見返りがなくても


皇太子さまに

失礼がないように


郡上はいいところだったと

喜んでもらうために

みんながそれぞれ

自分のできることで

本気で掃除したでしょう。

郡上jは田舎ですから

もともと都会ほど

そんなにゴミも

落ちていないし

きれいなのですが


そのときばかりは

本当に町中の氣が

いつもとは違う

特別な空気が

漂っていました。


そのレストランで

働いていた子が


「皇太子さまが

帰られて

すごくホッとしたけど

そのあとに来てくださる

お客様も

皇太子さまだと思って


いつも以上に

丁寧に接客できるように

なった」と

言っていました。


これって

どんな仕事だろうと

働く人にとって

すごく大事な

意識です。


目の前のたった一人の

お客様を

神様をもてなすように

丁寧におもてなしする。


家で家族のために

ご飯を作ったり


掃除したり

洗濯したり

草むしりしたり

赤ちゃんにおっぱい

あげたり

オムツ替えたり


どんなときも

たった一人でいいから


それをして

喜んでくれる人の

幸せを思い浮かべて

仕事をさせていただく。


皇室のことは

あんまり好きじゃない人も

なかにはいるかも

しれませんが


ああやって

皇室のかたが

全国を飛びまわって

いるのは


そこに暮らす人の

働くことに対する

意識の底上げが

できるからなのかも

しれません。

いつもは無理かも

しれないけど


1週間に一回でも

いいから


そういう気持ちで

家のなかのこと、


いつもの簡単な仕事、


なんてことない

友達へのメールとか


相手がそうして

もらって

喜んでくれて


5年後、10年後に

「あのとき

あなたがあの仕事を

やってくれたおかげで

今の私があるんだよ」と


言ってくれている

イメージをして

仕事にとりかかって

みてください。