助産師&針灸師の
加藤祐里です。
綿と藍を畑で
育てています。
まだ畑をはじめて
２年目ですが
「土」のもつ力を
あらためて実感しています。
東洋医学は
「木・火・土・水・金」の
５つの世界にものごとを
分けて考えるのですが
「土」とは
臓器にあてはめると
「胃腸」
食べたものを消化して
栄養を吸収して
全身の血や肉、エネルギー
の全部の源を
作り出す場所です。
「根気強い」という
言葉がありますが
植物でも
根っこの力が強ければ
多少、雨が降らなくても
めったに枯れないし
特別に肥料を
与えなくても
ぐんぐん成長します。
何か夢や目標があっても
長続きしない、
すぐに諦める、
疲れやすい人は
性格よりも
身体、つまり
胃腸が弱い人が多いです。
食事、排泄だけでなく
精神的なストレスも
胃腸に悪影響を
与えます。
いつもビクビク、
神経質な状態が
続くと
お腹が冷えて
硬くなります。
このような状態で
いくら身体にいいものを
食べていても
胃腸が上手く働いて
いませんから
栄養を摂りこみにくく
なります。
４月から環境が
変わって
慣れない仕事で
自信をなくして
しまっている人も
いるかもしれません。
理想は冷え取りの基本に
戻って
生活を立て直す
ことですが
お腹だけでも
ポカポカと
温かい状態に
保つようにしましょう。
ドロップスの木の
２wayホットピローは
玄米、いりぬか、お塩が
入っていて
電子レンジで
１分半から２分くらい
温めるだけで使えます。
ベルトつきなので
横になってじっと
していなくても
動きまわっていても
大丈夫です。
とくに寝ているときだけでも
お腹を温めるように
すると
眠りが深くなって
身体の回復力が
高まります。
畑仕事に求められるのは
コツコツと小さくて
地味な作業を続けることです。
あした、あさって
すぐには結果には
結びつかないし
去年できても
今年は不作になることも
あります。
自分がいくら
頑張っても
天候でいっしゅんで
ダメになることもあります。
でも、それもすべて
経験。
一見、マイナスに
思えるような
ことがおきても
それが学びや知恵と
なります。
私が「この人
根気があるなぁ」と
思う人は
どんな状況でも
落ち込まない人、
マイナスに思えることが
あっても
物の見方を
変えることができる人、
アイデアを行動に
うつすことができる人、
寝れば立ち直れる人、
できないものは
無理してやらない、
自分のできることだけ
徹底してやる、
決して、色んなことが
そつなくできるような
タイプでなくて
これだけは
誰にも負けないくらい
好き、得意、が
はっきりしている人だと
思います。