若い子の望まない妊娠と、親子関係。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

私は産婦人科だけじゃなくて
歯医者でも働いて
いたことがあります。

整体院などは
10代のスポーツ障害の子も
よく来ますから

小学生高学年から
中高生の患者さんも
よく会ってきました。

妊娠までいかなくても
ふつうに風邪ひいたり
虫歯の治療で
病院にかかったと
するでしょう?

他人の子がどんな
受診態度をしているのか
知らない親御さんのほうが
ほとんどだと思いますが

中学生にもなれば
半分以上の子が
ひとりで受診して
自分の身体に起きたことを
きちんと説明できます。

問診票も自分で
書きますし
薬の説明も自分で
理解できます。

例えば遠方で
親が連れてこないと
通えないような場合も

最初の3回くらいまでは
親もつきそってくるけど

慣れてきて
そんなに重症でもなくて
親はいてもいなくても
よさそうになってくると

ふつうの親なら
子どもだけ病院におろして
自分はほかの用事を
済ませていたりします。

最後の最後に
お金だけ払って
先生に挨拶して
今後の治療方針だけ
確認していく。

歯の矯正とか
持病があって
症状がなくても
定期的に受診するような
場合、

中学生にもなって
いつまでも親が
一緒に診察室にまで
入ってくるような関係は
やっぱりおかしい。

子どもは病院にかかる気が
ないけど
親が無理やり連れてきた
ような場合、

親のいないところで
本人にきちんと
説明して
この症状を放っておくと
こういうことが困るよ、

こういう治療をすると
こんな風に楽になるよ、と
きちんと説明すれば
たいてい分かってくれます。

親がいたら
ダメです。

もしくは
本人はそれほど
困っていない、

お母さんが勝手に
心配しているだけという
場合なども

本人はどうしたいのか
よく聞いてあげると
すごく納得して
心を開いてくれます。

一番、心配なのは
子どもに聞いた
質問を
親が答える子。

もしくは、親の顔を
みてから
答えようとする子。

ひどいと自分の身体に
起きたことなのに

親が「こうやって答えなさい」と
親が決めた答えを
忘れちゃって
親に聞きなおしているケース。

診察室での親子の
様子をみていると

きっとこれまで
こうやって
進学先とかも
決めてきたのだろうなぁと
想像がつきます。

小さいころから
親の望むような答えを
選んで

親の顔色や機嫌を
伺って生きてきたような子は

いざ、他人と
関係を築こうとしたときに
自分はどうしたいのか
自分の気持ちを
伝えることができません。

まだ相手がお医者さんや
看護師さんなら
問題ないですよ。

これが異性で
その人のことが好きで
夢中になってしまったとき

今まで自分を
コントロールしていた
存在が「親」から「彼氏」に
変わるだけなので

「彼氏」の喜ぶような
なんでも言うことを聞いて
彼氏を不機嫌にさせない
彼女になろうとします。

若年の望まない
妊娠の背景には
親子や家庭の問題が
あります。

茶髪のヤンキーの
‘いかにも’という子より

けっこう高学歴で
けっこう高収入、
いっけん、そういうこと
関係なさそうな
‘ふつ~’の子ほど

簡単には解決できないような
深い深い闇を
抱えています。

表面的には
仲良く、何も問題が
ない家庭のように
みえても

子どもだけじゃなくて
父親も母親も

「言いたいことを
言えていない」
みえない欲求不満が
性の問題を引き起こします。

そこまで
こじれてしまう前に

もっと子どもが
小さいときから

自分の人生と身体に

自信と
関心と
好奇心と
責任をもって

大切にする
方法を学んでほしいです。

8月24日(水)
岐阜県高山市荘川で
助産師さんによる
親子向けの「いのち授業」
開催されます!

講師は愛知県一宮で
幼稚園や学校などで
「生」教育活動をしている
助産師グループ‘オハナ’さん。

生教育なんて
うちの子はまだ小さいから
理解できないんじゃないの?と
思うかもしれませんが

オハナさんの
「いのちの授業」は
不思議なくらい
小さい子どもが集中して
きいてくれます。

そのときは落ち着きなく
聞いていないように
みえても
あとから「ぼくは
どうやって生まれてきたの?」とか
忘れたころに
聞いてきたリ。

小さい子どもほど
‘心’で聴いているので
しょうね。

親子で聴くと
子どものことが
今まで以上に
愛おしくなって

「ぎゅっと」抱きしめている
親子を後ろからみると
こちらがキュンとします。

オハナさんは
「性とは‘心’と‘生’で
なりたつから

心に響かせる
いのちの話を
心がけている」と
言っています。

夏休みですから
市外・県外のかたも
キャンプ場に泊まって

親子で旅行もかねて
「いのち」について
学ぶのもいいですね?

日時 平成28年8月24日(水)
10時半から12時ごろ

場所 荘川町一色の森キャンプ場 
ゲストハウス

講師 「生」教育助産師グループohana(オハナ)

料金 一家族2000円

定員 20組

申込み方法

申し込みはfacebook

またはmamamusubi-syoukawa@yahoo.co.jp
①住所、
②氏名、
③電話番号、
④参加人数(子供さんの年齢も)を
メッセージしてください。

主催 荘川ままむすび(道下、三島)