お産や子育てで「こんなはずじゃなかった」という経験をした人ほど魂は成長できる | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

昭和50年から平成にかけて
生まれた世代を
私は「ベネッセ世代」と
呼んでいます。

受験勉強は
「進研ゼミ」

就職先を選ぶときは
「リクルート」
(※会社が違う?)

旅行に行くときは
「じゃらん」を片手に

結婚するときは
「ゼクシィ」

妊娠すれば
「たまひよ」

子どもが生まれたら
今度はしまじろう。

犬を飼ったら
「犬の気持ち」

結局ね
マニュアル世代なんです。

先に正しい答えを
教えてもらえないと
自分じゃ選べない。

地図を持たないで
旅するなんて
考えられない。

ガイドブックにおいしいと
書いてあるレストランしか
行きたくない。

失敗しないようにと
正しいほう
損しないほう
無難なほうを
選んで生きてきた
ばっかりに

悩んだり
モヤモヤしたり
つまづいたり
納得できないことがあると
他人のせいにする。

「そんなこと
聞いてない」

「教えてもらってない」

「行くだけ損した」

「やっても無駄だった」

「使ってみたけど
ぜんぜん効果なかった」

「効いているのか
そうじゃないのか
よく分からないけど
先生がこうしろと言うから
やってる」

自分で考えないで
感じようとしないで
行動を起こすことを
面倒くさがって
先に答えを欲しがるような人は

たぶんどこでどんな
お産になっても
自分のモヤモヤを
人のせいにしたり

もしくは必要以上に
自分を責めて
落ち込んで
失敗や無駄なことから
自分と向き合おうとしません。

癌患者さんの
セカンドオピニオンも
そうだけど

正しい治し方
正しい産み方
正しい死に方を
教えてもらうことが
目的でなくて

自分なりの答えを
出すための
判断材料をそろえるために
人に会ったり
本を読んだりするのです。

誰かの答えを
そのまま鵜呑みにして
「あの人が言ったから」

「教科書に書いてあったから」

「ほかのみんなも
そうしているし」と
言っているうちは
本当に自分らしい
お産になんて
たどりつけません。

まったく同じような
状況で
同じようなお産をしても

自分で選んだことに
責任をとると
決めて生きている人は

よりよい魂の成長のために
生きることを
本能的に決めているので
(魂が覚醒している状態です)

いつもそこから
前向きに何かを
学びとろうとします。

そうじゃない人は
ダメ出しして終わり。

そういう人は
たぶん、もっと失敗して
思い通りにいかない
魂が磨かれるような
経験をしないと
物事の本質に気づくことは
ないと思います。

胎内記憶の
池川明先生によると
おなかの赤ちゃんも
お産を選んで
生まれてくるといいます。

ほとんどの子どもが
下からでも
帝王切開でも
どちらでもよかったと
言うそうですが

あえて、そちらの
選択をすることで
結果的にママが
人生で大切なことに気づいて
もっと幸せになるほうを
選ぶと言います。

ときには自分の命をかけて
からだに障害を残すような
選択をする子もいるようですが

決して彼らは
それを後悔するわけでなく
むしろ困難の多い
人生のほうが
魂をおおいに成長させてくれます。

その魂の成長を
助けてくれそうな
親を選ぶといいます。

何にも考えないで
まわりの言う通りに
産む場所を選んで
どこも異常なく
いわゆる‘普通’に
産めたら
確かに楽かもしれないけど
なんの成長もないでしょうね。

「こんなはずじゃなかった」

「苦しい」
「悔しい」
「悲しい」

そういう感情のなかから
じゃあ、自分はどうして
欲しかったのか?

自分らしさと向き合う
ことが始まります。

ピタッと腑(子宮)に
落ちた時に
「この気づきを得るために
私を選んで生まれてきて
くれたんだね」と
子どもに心の底から
感謝することができます。

自然分娩がいい悪いとか
よりも

自分の思い通りに
いかないような
お産や子育てを経験できた人ほど
魂はおおいに成長できるのです。

<もりのこ針灸院の
今後の予定です>

6月28日(火)一宮ひさや
「助産師向けブログ活用講座」

6月29日(水)岐阜市長良
美容室セザム
骨盤を整えるひめトレ体験会

7月2日(土)一宮iビル
「助産師向け骨盤講座」

8月29日(月)瑞穂市
おひさま保育園
「ママのための歩き方講座」