自分の「ど真ん中」のお客さんとの出会い方 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

前回の記事で
「ど真ん中」のお客さんを
決めたほうがいいと
書きました。

ターゲットを絞るといいと
いうと
「うちは老若男女、
色んな人が来るから
決められません」という人が
います。

どうも、日本人は
義務教育で
男女平等、
人の上には人を作らず、
が染みついているというか

みんな平等に
同じように扱って
あげないといけないと
思う傾向があるようです。

逆にこだわりの
ラーメン屋の店主なんかが
「客はただ黙って食えばいい!
俺の味をわかる奴だけ
こればいい!」みたいな
一見、カッコいいように
みえるのですが

自分のこうしたい
ああしたいという想いだけで

どんな味を求めている
お客さまのために

自分の使命を
果たしているのかという
視点がないと
独りよがりの商売に
なりかねせん。

自分のラーメンによって
世の中をどう変えたいのかが
大事ですから

こだわりを理解できない人には
分かるように教えてあげたり

他との違いを
感じやすくするような
工夫をしたり

その世界観を
好きになってもらう
努力も必要です。

私がクラスを企画するとき
講師の方や
スタッフと必ず
打ち合わせをすることは

「どんなことで
困っている人に来てほしい?」
と確認します。

そこがはっきりしていると
例え、参加者さんは
少人数だったとしても

それがきっかけで
新しい繋がりができたり

他にはないような
濃い~クラスだったと
言ってもらえる
内容になります。

チラシを配ったから
告知のブログを
たくさん書いたから

いきなりそれをみてくれて
すぐに来てくれるわけでは
ありません。

そういうお客さんが
困っていることを解決して
少しでも楽になってほしいと
祈る気持ちでチラシを
配りに行ったり
記事を書くことで

そういうお客さんが
寄ってくるご縁を
育てているのじゃないかと
思います。

経皮毒のセミナーを
企画したときに
チラシを作って
自然食品のお店に
持っていったら

たまたま来ていたお客さんが
たまたまその前日に
「薬局で買うような
シャンプーが
身体に悪い」と知って、
身体にいいシャンプーを
買いにきていました。

もちろん、
その場で「参加します!」と
即答ですよ。

セミナーのときも
とても熱心に聴いて
くださって
企画したこちらが
やってよかったと思う
セミナーになりました。

岐阜市内でイベント出店したときに
郡上市内で開催する
命の授業のチラシを
持っていきました。

そのイベントスタッフの
高校生の娘さんが
一人で電車に乗って
郡上まで来てくれたんです。

行きたいとは言っていたけど
そのあと、連絡もなかったから
それはそれは驚きました。

そのクラスのあとも
その女子高生とは不思議な
ご縁が続いています。

クラス自体は
たくさんの人が集まらなくても
自分の「ど真ん中」の
お客さんがたった一人
満足して
次の日からの
意識と行動を変える
きっかけになれば

それだけで
自分のできることで
使命を果たしたことに
なります。

神様は人が幸せになること、
地球環境に優しいこと、
面白そうなことが
大好きです。

そのために頑張る人には
協力を惜しみません。

自分が今までやってきたことの
一歩限界を超えるような
努力や挑戦をしたときに

神様は「追い風」を
吹かせるような
不思議な出来事を
みせてくれるし、

逆に自分が今まで
こだわってきたやり方や
古い価値観を捨てるような
気づきを与えて
くれるときがあります。

なんとなく流行っているし

みんなも似たようなことを
しているし

無難にそつなくやっているうちは

自分の使命を果たす
仕事やお客さんには
会えません。