「ブログで上手い文章が書けません」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

「どうしてそんなに
上手い文章が書けるんですか?」と
よく質問を受けます。

自分では特別
上手いとも思っていませんが
それなりにお金と
時間はかけてきました。

もともと、看護師・助産師学生の
勉強は「記録にはじまり
記録に終わる」と
言っていいほど

第三者に分かるように
医学的根拠をもって
事象を分析し

客観的に事実を判断して
看護(助産)計画を立てて

実施したことを
記録に残すことが
必要な仕事でした。

だから、文章を書くことは
下手だろうが
苦手だろうが
仕事だもの、
人の命預かってんだし、
書いて当たり前、

むしろ自分がやったこと、
観たことをちゃんと
書かなくて
あとで裁判で訴えられたら
負けるから

家に帰ったら
忘れちゃうし

残業してでも
書かせていただきます、
みたいな環境で働いていました。

2011年にはじめて
ブログのやり方を
教えてもらったときは
パソコンのスイッチの
入れ方も知らないくらい
機械音痴。

いまだによく分からないので
そのときに教えてもらった
やり方でしか投稿していません。

2012年6月に開業したのですが
その半年くらい前に
「もりのこブログ」を始めました。

お金をかけずに
集客をしたいのであれば
田淵さんの無料メルマガ
読んでから
作りましょう。

開業前に比較的時間が
あったので
この時期に(必死で)
「読者申請1000人、
100記事投稿」をクリアしました。

多くの人は
開業してから
頑張ればいいと
思っているのですが

集客に関することは
早めにはじめて
損はありません。

実際にビジネスをはじめてから
毎日、 ブログに時間を
かけるのは不可能ですし、

ましてや
書く力が開業したから
急に目覚めるわけでもなく
ある程度、「習慣」になって
書くことがストレスにならない
くらいのレベルになっていないと

情報発信の素人が
SNSを活用して
ビジネスで結果をだしていくのは
本当に難しいと思います。

でも、それをやった
だけで
ブログから集客が
くるような状態には
なりませんでした。

おかげで
記事書いたくらいで
すぐに売り上げに
つながるような
甘いことはない、と
痛感できました。

2012年の秋くらいに
お金をはらって専門家の方に
ブログのヘッダーを
作っていただきました。

このころから
情報発信の流行りが
ブログからフェイスブックや
ライン、ツイッターに
拡散していった時代の流れがあって

せっかくブログの見た目を
綺麗にしたけれど
ブログだけやっていれば
良かった時代は
終わったなと感じるように
なりました。

ですが
私は機械が苦手なので
コツコツとブログを書くしか
能がなかったから
ほかのことに手は
出せませんでした。

でも、今となっては
逆にそれでよかったと
思っています。

ブログとフェイスブック、
ツイッターの
長所や短所を理解して
しっかり
使い分けている人は
書いたり、書かなかったりでも
いいのですが

素人が「今日はブログ、
今日はフェイスブック」と
気分で書いたり
書かなかったりしていた人は

ブログから読者さんが
離れてしまっていまいます。

2013年にベストセラー作家の
ひすいこたろうさんの
「伝え方セミナー」に参加して
それまで自己流で
文章を書いていたのが
だいぶコツがつかめるように
なりました。

ブログをコツコツ書くのと
同時進行で
イベントや勉強会の
告知文を書いたり
チラシを作ったりするのも
通りすがりの人に
手に取ってもらえる
文章を書くのに
いい修行になりました。

毎回、お金がなかったので
だいたい手作り、手書き。

元広告代理店に勤めていた
知り合いに書いたものを
添削してもらって

いまいちなら
人が集まらないし
上手く行けば
お客さんがお客さんを
呼んでくるようなケースも
あるし

イラストが素敵で
ついつい見た目が
派手でにぎやかしければ
いいチラシを作った
気になるのですが

キャッチコピーや
イベントタイトルを
一生懸命考えたのが
「その先を読みたくなる」
ブログのタイトルを考える
練習になりました。

集客のために
ブログを活用することは
お金もかからないし
悪くはないのですが

その分、こつこつ
面倒くさくて
苦手なことを
やり続けないと
結果は出ません。

苦手だからこそ
人の倍、時間をかけて
練習しないと
目に見える結果なんて出ません。

みんながやっているから
みんなと同じように
なんとなく
やると逆に失敗します。
(ストレスになるだけ)

上手く書こうとすれば
するほど
書けなくなると思います。

友達におすすめの
ランチのお店の場所を
教えてあげるように

お客さんの
小さな質問に
答えてあげるように

普段の会話のなかに
あなたがよく尋ねられる
質問こそ
あなたが書くべきネタです。

「私は文章を書くのが苦手」
と、たいした努力もしないで
できないできないと
言っているのは

脳で無意識に
「自分にはどうせ無理」と
受信するアンテナを
へし折っているようなもんなので

目の前に書くべき
ネタが転がっているのに
拾いもせずに
素通りするようなもんなんです。

世界中の誰もが
あなたが文章のプロじゃない
ことくらい知ってます。

求められているのは
「上手い文章」じゃなくて
「あなたの活動に
秘められた熱い想い」です。

こんなにいろんな
情報があふれて
大人でも人の話をあんまり
聴けない人も増えました。

だから、一度良いこと言うだけじゃ
響きにくいんです。

大事なことは
しつこくしつこく
何回も書けばいいし

より分かりやすく
伝えるために
色んな例え話をだして
具体的な事例を出して
相手がイメージを
想像しやすいよう工夫する。