食べることで副交感神経を優位にして、身体や心の緊張を緩めようとしている。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

筋肉を硬くするのは
自分の意識とは別に
生命維持のために働く
自律神経の交感神経が
働いたときです。

例えていうと
「怒っている猫」


敵を威嚇するために
全身に力が入って
毛が逆立って
瞳孔が見開きます。

体中の血液が
筋肉運動に使われるように
集中するので
消化器・子宮などへの
血流が少なくなります。

逆に眠る直前のような
筋肉が緩んで
リラックス状態は
副交感神経が働いている状態。


妊婦さんや
授乳中のママなどは
副交感神経優位のほうが
子宮やおっぱいへの血流もよく
ホルモンバランスも整います。

ですが、冷えや
不規則な生活、
精神的なストレス、

例え、重労働ではなくても
パソコン業務やスマホで
目を酷使するような
生活が続いていると
脳には相当な刺激が
加わっているので
交感神経が優位な状態が
起きやすいです。

常に神経がたっていて
身体も心も緊張状態が
続くと、人はてっとり早く
緩む方法を選びます。

実は
「食べること
(特に甘いもの)」


副交感神経を
働かせるため
交感神経優位の状態を
緩和することができます。

甘いものを食べると
ホッとする、というのは
実は脳では
タバコやお酒がやめられなくなる時の
中毒症状が起こるときと
よく似ています。

お腹は空いてないのに
脳で受けている
緊張状態を緩和できるので

一種の脳内麻薬のような
気持ちよくさせる
ホルモンが出ます。

タバコやお酒に比べて
害がないので
あまり問題視されないのですが

食べることで
気持ちはホッとしても
身体は緩んでいません。

食べ過ぎで悩んでいるなら
食べることを我慢しようと
すると、
余計ストレスになるので

反動でますます
食べてしまいます。

まずは短時間でもいいので
しっかり眠って
脳を休ませてください。
(春でも足元に
湯たんぽを置いて
寝ましょう)

お風呂に入って
身体の冷えや緊張を
とってください。

春は身体が緩んでいく
季節です。

針灸治療を受けることで
季節のリズムに
身体が自然に対応できるよう
働きかけます。


郡上もりのこ鍼灸院
℡0575-65-2190