「あんまり薬とか飲ませたくないけど」って、そもそも正しいお手当を知ってますか? | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

昔からテレビで
「熱・喉・鼻に○○が効く」とか
「ぞくっときたら○○」とか

風邪のときに薬さえ
飲んでいれば治ると
思っている人が多いのか
風邪のお手当を
知らない人が多いです。

ましてやインフルエンザなどでの
高熱で頭だけ冷やしていたって
あんまり意味はないですね。

あんまり薬とか飲ませたくないのに
病院に行ったらすぐに
薬を出される…と
文句を言っている人がいますが

そもそも薬に頼らなくて
済むような
自然治癒力を促す
お手当を普段から実践していますか?

喉の痛み、黄色い鼻水などは
食べ過ぎの症状。

2日位、できるだけ
食べないようにして
梅しょう番茶など
血液の濁りをサラサラにしてくれる
温かい飲み物を
とるようにします。

食べると身体の回復に必要な
「酵素」を消耗するので
なるべく食べないことで
回復を促します。

子どもなどでどうしても
食べたいと言う子には
おかゆやリンゴの擦ったものや
クズ練り、甘酒などもお勧め。

アイスクリームやプリン、
ジュースとか
「とにかくなんでも
いいから口にしてほしい」とか
思いがちですが

添加物や白い砂糖がたくさん
入った冷たい食べ物は
余計血液が濁ります。

食欲がないから
点滴してくださいとか
言っている人もいますが

水分が何時間も一滴も
とれないようなら
別として
いつもどうりせっせと
食べさせようとしなくて
いいですから。

食べなくて寝てるのは
動物の回復の理想な形です。

多くの人が
熱が出てから
あたふたしますが

やはり普段の
元気なときから
お手当になれておく必要が
あります。

上記にあげたのは
病気の時だけでなくて
普段のおやつでも食べれます。

うちは喉の痛みには
「はちみつ大根」がよく効くので
つねに天然の無可糖のはちみつと
大根はストックしています。

ゼロゼロした咳には
「れんこん湯」
これはビン入りのものが
どうしても長持ちしないので
飴を買ってストック。

頭を冷やすのは
「冷えピタ」じゃなくて
キャベツや白菜などの
外側の葉っぱを使います。

39度とかで「冷えピタ」つかっても
すぐに「あっついピタ」に
なっちゃって意味ないので
キャベツとかは
毒だしもしてくれて
自然なひんやり感が持続します。

これらの自然のお手当は
症状をとめる効果は
ありません。

あくまで身体に害なく
自然治癒力を助けるものですから
一回や2回飲ませてみて
すぐに効果を期待するのは
やめましょう。

熱のときも
頭やわきを冷やすのは
たいていみんなやりますが

逆にお腹は腹巻、
できるだけ靴下やズボン下を
重ねて、
足元に湯たんぽを置いて

「頭寒足熱」になるように
調整します。

上着は汗をかいたら
すぐに着替えられるように
割と薄着。
上を何枚も着せる人がいますが
熱がこもるので
余計にあがってきたり
不快です。

やはり、一番皮膚にあたる部分は
絹やオーガニックコットンなどの
汗や毒を吸い取りやすい
自然素材の衣服を選びましょう。

これも熱が出てから
買いに行っている様では
遅く、普段から着ているものを
考えて選ぶようにする必要が
あります。

普段から
寝るときだけでも
腹巻や靴下をはいたり
湯たんぽしたり
親子で半身浴や足湯をして
外でよく遊んで足腰を使って
食を選んで
早寝早起きして
除菌シートとか空気清浄器とか使わずに

いざというときも
たいていのことは
乗り切れます。

看病になれていないと
すぐに熱が下がらないと
いけないような
気がしてきますが
ある程度慣れる必要が
あります。

免疫力の高い子ほど
高い熱が出たり
吐いたり、下痢したり
症状が激しいです。

体温計とにらめっこ
しているだけでは
お手当力は向上しません。

顔色、肌つや、唇の渇き具合、
目の焦点、顔のむくみ、
おしっこの色、うんちの症状、
毛づや、冷えているところ、
お腹や足首、肩甲骨周りの硬さ、
機嫌、一人目のお子さんなどは
何度も病院に行ったりすることも
あると思いますが

だんだんお手当に
なれてくると
病院の「かかりどき」が
分かってきます。

同じ兄弟だとしても
ひとりひとり回復の
パターンが違います。

病院の検診では
問題ないと言われているし、
体重や身長は正常だから
うちの子は健康、でなくて

普段から数字じゃない部分を
観て・診て・看てないと
いざというとき
発動できません。

よく「病院の先生は忙しそうで
そういうこと教えてくれない」とか
言う人もいますが

病院はそういうこと
患者さんに教えたりするような
時間も人手も知識も
ありませんから
自分で調べて、考えて
なんとかするしかないんです。

2月26日(木)の
一宮「i(あい)マルシェ」では
元気なときもそうでないときも
知っておくといい
自然な身体のお手当が
体験できます。

「小児はり」を応用して
家にあるスプーンを使う
気持ちのいいケア
「スキンタッチ」
(一回500円・やり方を教えます)

手のひらの温かさで
からだと心を癒す
「直伝霊気(じきでんれいき)」
体験コーナー

オール一杯100円で
風邪のお手当にお勧めの
飲み物が味見できる
「養生カフェ」

難しい理屈は
抜きにして
まずは気持ちよさ、
おいしさを体験してみましょう。

入場料1000円

予約は坂井さんまで
moo29kei8-mado613★ezweb.ne.jp

★を@に変えてください。