岐阜県郡上八幡の
助産師＆鍼灸師の
加藤祐里です。
１２月４日（木）一宮木曽川町
「古民家つくる。」で
助産師さんが主催する
子連れイベントに出店します。
もりのこ鍼灸院は
「ママのためのお灸体験（20分500円）」
「小児はり（20分500円）」
「骨盤を整える‘ひめトレ’（20分500円）」をします。
12～13時45分までご利用いただけます。
お灸は予約なしでも大丈夫です。
それ以外は主催者の足立真理子さんに
連絡してください。
名古屋の冷え取り仲間の
女性針灸師
「寿慧（じゅけい）」の星野さんの
ブログの記事を紹介します。
「先日、美容鍼で通ってくださっている方の
娘さんが、『逆児ちゃん』ということが判明
妊娠32Ｗです。
のんびりと構えてはいられないので、
出来るだけ早く来てください、
とお伝えしました。
すると、その患者さんは、
早々に娘さんを連れて来てくださいました。
お話を聞くと・・・
助産院での出産を予定しており、
逆児のままでは帝王切開になるので、
医療機関へ転院になる。
かかっている助産院では、
逆児体操を勧められ、
他に治す方法は「歩くしかない」と言われた。
との事でした。
私自身が、
職業柄「逆児に鍼灸治療が有効」ということが
「当たり前」になってしまっていることは否めませんが、
助産師さんが「他に何も方法がない」と言ったことに、
少し驚く、というか、大きな衝撃でした。
助産院での出産を望む方は、
少なからずも出産に対して
理想があるはずです。
様々なケースがあるので、
自然分娩での出産が
一番良いとは言い切れませんし、
思ってもいません。
が、自然分娩を望む方がいて、
思いがけずも逆児ちゃんになってしまったら、
こういう方法で治ることもありますよ・・・
と、いう選択肢がもっと広がればいいな・・・と
切に願います。」
私が助産師になった16年前、
助産院の検診は
超音波を使っていない方が
ほとんど。
だけど、どの病院の精巧な
超音波の機械よりも
ぴったりと赤ちゃんの予想出生体重を
言い当てるのは当たり前。
何にも話していなくても
お腹を触っただけで
ママの精神状態、
昨日の夫婦喧嘩、
食べ物、ウンチなどなど
ズシっと本質を見抜く
助産師さんがたくさんいました。
「助産師の指の一本一本に
目がついているんだよ」
私に助産技術を教えてくれた
先輩がよく言っていました。
医療機器が発達して
助産師の求められるスキルも
多様化しましたが
検査や機械は
異常を防ぐものではありません。
妊娠３２週まで
逆児体操しか指導できない
助産院の助産師は
勉強不足です。
妊娠28週頃で逆子でも
勝手に治る可能性が高いとはいえ
助産院で自然出産を目指す人ならば
身体の冷え、食べ物、
仕事、人間関係、寝ること、
排泄、心の状態
などが子宮環境に影響を
与えているため
そこに問題がないか
よく話を聴いて
凝っているところ、
緊張を抱えている身体の場所や
心の問題をよくアセスメントする
必要があります。
今は特に昔と比べて
女性の生き方が多様化して
人間関係もストレスも複雑化してきたから
女性たちの背景を把握するのに
時間がかかるのです。
だからこそ、機械じゃなくて
よく話を聴いて
身体に触れて欲しい。
異常になる前に
助産師として
気付いてあげるべきことが
たくさんあります。
12月4日のIマルシェは
女性針灸師が
簡単なお灸のやり方や
ツボの場所をお伝えします。
助産師で今まで
一回もお灸なんて使ったことがない人、
ぜひ、おいでください。
（申し込み）
助産師あだち
080-8253-0627
baby-08082530627@docomo.ne.jp