「妊娠39週ですが、回旋異常を防ぐために何かできますか」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

ブログの読者さんから
以下のような質問をいただきました。

「はじめまして☆
39wの初マタ妊婦です。

最近読者になりまして、ブログ記事、
全て読ませて頂きました。
とても勉強になります。

この記事ではないのですが
以前、回旋異常について
書かれていた
記事についての質問です。

私の赤ちゃんは、いつも右脇腹ばかり
キックしているのですが
これは私の骨盤が歪んでいると
言うことなのでしょうか?
(原因は一つではないと思うので、
見ずには断定できないでしょうが…)

そして、もし歪みがあるなら
寝る姿勢の向きなどで
改善出来るものでしょうか?
(自分では片方ばかり向いて
寝ている自覚がありません。)

トコちゃんベルトは初期から付けており
安産体操などは毎日しています。
何か対策がありましたら
コメントもしくは記事にて
ご教示いただけると幸いですm(_ _)m」

ご質問、ありがとうございます。

確かに回旋異常になる人は
骨盤に問題のある人が
多い傾向がありますが

回旋異常だから
必ず難産になるわけでも
ありません。

なにせ、もう妊娠39週で
明日生まれてもおかしくないような
状況ですから

ここにきて新しく何かを
始めて効果を期待するよりも
「ここまで来たんだから
大丈夫」と自分と赤ちゃんを
信じてみましょう。

はじめての出産で、少しでも
不安を解決するために
最善の状態で挑みたいのは
誰しも当然ですが

ジタバタすればするほど
「不安」に操られてしまっているような
状況になります。

ママにもこういうお産にしたいという
こだわりもあるけれど
それ以上に赤ちゃんが書いた
シナリオがあります。

時には受け入れにくいような
理想と違うことも起こるかもしれない。

だけど、自分の思い通りにならないことを
学んで大人たちが成長することも
赤ちゃんが書いたシナリオの一部です。

「不安」の反対は
自分にとって不都合なことが
絶対に起こらないことではなくて

どんなことが起きても
自分は乗り越えることができるという
「自信」です。

赤ちゃんのシナリオに
身をゆだねてください。

自分をとりまくすべての人を
信じてください。